学校からもらった手紙には
病院で診断書を書いてもらって
提出しなければいけない書類があり
そのために胃腸科専門の病院に
行ったのですが
色々検査した方が良いとの事で
その足で
総合病院に行きました。
小児科の待合室で
様々な事を考えました。
検査して何も無ければそれで良い。
という気持と
大きな病気だったらどうしよう?!
と同時に
頭の片隅に
何も病気が無かったとしたら…?
体重が減る原因は…?
という疑問も出てきました。
しかし
あまり摂食障害についての情報を
持っていなかった私は
娘が拒食症であるかも…
という考えにはなりませんでした。
この頃は
出された食事を
少し残したりすることはあっても
何も食べないという事は
なかったからです。
そして
これが気付かなかった1番の理由ですが
とにかく 元気 だったのです。
学校は休まず登校していました。
勉強もしっかりやり
テストでは体重が減っていくのに対して
順位は上がっていました。
嫌いなはずの運動も
積極的に取り組んでいました。
今でこそ分かりますが
体重が減っていく事実が
娘の自己肯定感を高めていたのです。
極端な表現をすると
体重を減らしている私は凄い!!
みんなが出来ない事を成し遂げている!!
という状態だったように思います。
実際
通院が始まると
色々な検査を受けるのと同時に
当たり前ですが
体重を増やすための処方がされます。
この時はまだ拒食症とは診断されず
色々考えられる病気を
色々な検査の結果
問題なければ消していくという
消去法がとられました。
そして
検査結果が出るまでは薬として
エネーボ配合経腸用液
という栄養剤が処方されました。
はっきり覚えていますが
娘が変わったのはこの頃です。
1缶300Kcalあるエネーボを
1日3食に加えて1缶飲みましょう
という指示でしたが
まず
エネーボを飲む事を拒否
そして
エネーボを飲むなら食事を抜きたいと言い
聞き入れないと
3食ともまぁまぁ食べ残す
という状態になりました…
続く