私は、受験サポートコーチとして、
受験生や保護者の方と関わっています。
子どもたちとは、一緒に目標を決め、
その見通しを立てていきます。
『100点を取りたい』
小学低学年のお子さんですが、
毎回、『100点を取る』ことを
本氣で目指しています。
95点、97点、
いいところまでいきます。
『惜しかったね。よく頑張ったね』
は、この子には響きません。
満点を取ること
と
高得点(90点前後)を得ること
点数は近いけれど、
学習法も意識づけも異なります。
その違いを伝えます。
また、
100点を目指さないテストが存在することも
伝えます。
その上で、
毎週行われる塾のテストで
100点を取るために何をすればよいのかを
一緒に考えます。
何を変えたら、
その間違えた1問を正解できたのか?
次のテストで、
意識することは、何か?
自分で考えたこと、決めたことが
次回のテストで実践できているかを
振り返ります。
この授業(セッション)内では、
全力で目の前のあなたをサポートできます。
でも、
テスト中は、
助けてあげられないことを伝えます。
私が代わりにテストを受けてあげられたら…
テスト中、耳元で正解を教えてあげられるのなら…
どんなに簡単に100点が手に入ることでしょう。
そう、
テスト中は、自分で何とかするしかないのです。
テストは、自立のチャンス✨
テストで100点を取るということは、
時間内に正解すること。
授業では、頼れる人がいるけれど、、、
テストという時間は、
誰も助けてくれない。
となりの答案を写したら、
それは、不正行為になってしまいます。
しかし
頼りになる人が、
1人だけいます。
それは、自分自身です。
テストという決められた時間内に、
正しい答えを導き出せる自分を
育てていくしかないのです。
ある日の授業前、
嬉しそうに、得意げに
満点の答案用紙をカバンから取り出して、
見せてくれました。
その子が決めた目標に寄り添うことで、
その気になっていくんだなぁと感じます。