2014/02/01 つづき。
そうは手術をやることが決まりバタバタと
手術後の回復室に移動。
個室でした。
am10:10くらい
そこでまず、
病院着を渡され着替えて待つ。
コンタクトをはずし、結婚指輪を外す。
なんだか、急に不安になった。
あかちゃんがどこにいるか分からないままの手術。
この時は赤ちゃんがどこかで見つかってほしい!という気持ちが強くて、
赤ちゃんがいなくなってしまうんだという悲しさはなぜかあまりなかった。
涙もなぜか出てこなかった。
手術をしても赤ちゃんがいなくなる気がしなかったからかな。
なかなか呼ばれない。
30分ほど待っただろうか。
待ってるうちに、腹腔鏡手術のがよかったかもと少しおもいはじめ、旦那と一緒にやっぱり今から手術内容変えてもらおうかとか話してたけど、やっぱりそうは手術をしようということで落ち着く。
そういえば、ここの腹腔鏡は、卵菅温存で手術してくれるらしい。しかも日帰り。
その後妊娠についても少しきいてみたが、
どちらの手術をしても今後妊娠できるから、大丈夫だっていってた。
待ちきれなく電話をしてみる。
あとどのくらいかかりますか?
そしたら11:00から始められるのでもう少し待っていてくださいって。
am10:40もう少しだ。
二人して無言で待つ。
早く手術して原因をはっきりさせたかった。
am11:10
やっと呼ばれる。
手術帽をかぶり旦那に手をふった。この帽子がダサくてちょっと恥ずかしい。
あまり目を合わすと泣きそうだったので少ししか目を合わさず手をふった。
手術室まで歩く。
その途中看護師さんに、全身麻酔と静脈麻酔の違いを聞く。そうは手術は静脈麻酔。
全身麻酔は、口に管を入れて自発呼吸ができなくなるときき、やっぱりそうは手術を選んでよかったと確信した私。
痛いの嫌いなビビりです。
手術室に、到着。
うわーテレビでみるかんじだ!
うわーガチだ。
そんな事を思いながら、麻酔科の先生に挨拶。
よろしくお願いします。
ちょっと年配の看護師さんに痛いですか?とまた聞く私。
そしたら全然大丈夫よ~!ほほほ~!って愉快なオバチャン看護師。ちょっと気が紛れる。
手術のベッドに横になる。
まじで始まるんだ。
ちょっとドキドキしながら冷静な自分。
右腕に点滴の針をさそうと若い看護師さん頑張るが、
あたし血管細いんです。
何回も摩擦されたり、グーパーしたりしたけど、血管うきあがらず、一回針をさしたけど失敗。
結局手首あたりで、もう一回ぷすっ!
やっぱり針が太いから痛いなぁ。
水分をまずは点滴したみたい。これなんですか?ってきいたら水分ですっていってたから。
テープで針を固定したあと、左手は血圧図られ、右手も固定され、
そして、胸には心電図?つけられ、自分の心臓の音が聞こえてきた。
ホントテレビでみる手術シーン。
ピッピッピッピッって。
それから両足を変な台にのせられ、ガッツリ開脚。そして固定。
ここまでしたところで、右手に痺れが!
血管から点滴もれてきたと思って
痺れてるんですけど大丈夫ですか?
っていったら、
この痺れ麻酔ですよ~といわれ、、、、
それからの記憶が途切れました。
目をさますと、まだ手術室の天井がみえた。
ぼけーっとしててなにを言ったかよく覚えてませんが、
あれ?手術は??
というと、
もう無事に終わりましたよ~
と。
不思議だった。
一瞬すぎて。
目がさめると、口から管みたいのが抜かれ、
看護師さんに尿の管もぬきますねーっていわれ、抜かれるときは痛みもなく
ぼけーっとしててよくわからなかったけど、
なんとなく、なんで尿の管とか口にくだはいってたんだ?とか思いながら、自力で、移動できるベッドに、移動。
そのまま、旦那がまつ回復室まで運んでくれました。
目は開けてるものの、
意識は朦朧。
旦那の顔をみて安心した記憶がある。
そしたら旦那から、
あたしに怒られるかもしんないけど、腹腔鏡手術もやったよ!って。
え?お腹穴あけたってこと?
と思ってたところ、
そうは手術して、肉眼で赤ちゃんの細胞がまったくなくて、病理検査に出してみなきゃわからないけど、
先生にやっぱり子宮外妊娠かもしれませんって
言われたんだって。
そんでそんときに旦那が、じゃぁそのまま、麻酔が切れないうちに腹腔鏡手術してくださいって頼んで、
旦那が同意書にサインして、そのまま、腹腔鏡手術したらしい。
結果、腹腔鏡手術しても、どこにも赤ちゃんいなくて、卵巣卵菅お腹全部みたけど、どこにも見当たらなかったって。
その代わり、子宮内膜症がみつかって、焼いてくれたみたい。
卵菅もちゃんと通ってたらしい。
なんとなくそんな気はしてたけど、
まだ意識が朦朧とするなか、二つの手術をしたにもかかわらず
なにも解決することもなくこの手術は終わった。
最後に口の管と尿の管も全身麻酔かけたからだったんだと後から納得。
でも、
まだ子宮内膜症があったからお腹に穴開けた意味はあったから良しとしよう。
病理検査で赤ちゃんの細胞が見つかればいいんだけど。
胞状奇胎じゃないといいけど。
それにしても今回の旦那の判断ナイス判断だった!!
これで、そうは手術だけで終わりにしてたら、また後日怖い想いをして腹腔鏡手術に挑まなきゃいけなかったところ、
麻酔で記憶がないまま全て終わることができたから。
旦那よ、ナイス判断ありがとう!
先生は、そのまま二個手術を続けてやる発想はなかったみたいで、ホント旦那判断だったらしい。
部屋に戻ってきたのは、pm13:00ころ。
手術にいってから、約二時間。一人で部屋にいた旦那。ずっと立って祈っててくれたみたい。
不安だったよね。ごめんね。
戻ったときは、寒気がひどくて口がガクガク震えた。
電気毛布をMAXでつけてくれ、徐々に寒気は収まった。
それから30分ほどたつと、朦朧とした意識もだんだん正常に戻ってきた。そしたら看護師さんがきて、
具合はどうか聞かれ、生理痛みたいなかんじでお腹が痛いと返事をすると、バームクーヘンと水とロキソニンをもってきてくれる。少し食べてから薬を飲んでと言われる。
バームクーヘン一個まるまる食べちゃった。そのあと、水と薬も飲み吐き気などは一切なかった。
そして、血圧と体温を測り問題なし。
トイレに一緒にいってみようといわれる。
ベッドから起き上がろうとするが、
お腹に力を入れるのが怖い。
お腹、筋肉痛みたいな痛さ。
看護師さんに、腹筋に力いれて大丈夫かきき、
笑いながら大丈夫よといわれ、起き上がってみる。少しフラフラ。
ちょっとフラフラしながらトイレへ。
そとで看護師さんがまつ。
チョロッとしかおしっこでない。
お腹の傷口は怖くて見れなかった。
そのあと出血量をきかれ、問題なく部屋に戻る。
それから年のため一時間弱ベッドで休み、
私服に着替えた。
その時お腹の傷口をみてみた。
透明の防水シールが貼られていた。
あとお腹がガスでふくれていたからか、
デニムがキツイ。
もっとゆったりした服でくるべきだった。
そのあと、
内診エコーしてもらい、
診察室で先生と話す。
ここで詳しい話をきいた。
最初にそうは手術をしたけど、
肉眼では赤ちゃんの細胞らしいものはなくて、
、
ホルマリン漬けみたいな、あたしからとった内膜?なんだろ?をみせながら、このフワフワしたのがもしかしたら絨毛かもしれないけど、赤ちゃんがいたとしたらこの量はすくないんだよねって。
あと、見た感じだと胞状奇胎の可能性は低いね。って。
旦那も一緒に食い入るようにそのホルマリン漬けみたいのをみる。
ぐろいのに、よく見れたな。
そのあと腹腔鏡手術もしたけど、どこにもいなかったんだよ。と、手術の写真を見せながら説明してくれた。
これまた内臓!ってかんじでグロイ。
旦那よくみれるな。凄いな。
と心で思いながら、
みてました。
先生は卵菅もちゃんと通ってたし、子宮も綺麗。ただここに内膜症があったからやいといたよって。軽くいわれる。
このときは、私も軽く内膜症についてはスルー。それどこじゃなかったから。
じゃあ、いったいどこに赤ちゃんがいるんですか?これからどうなるんですか?
これからは自然にhcgがさがってくれたらいいんだけど、もし、上がっちゃったらMTXっていう抗がん剤をやってくしかないね。そうなったら、ここじゃ対応できないから大学病院にいってもらうことになります。
病理検査の結果もでてみなきゃわからないから。
とにかく今は自然に下がるのを待つしか出来ないね。つらいよね。
もう少し頑張ってって。
先生優しい。
卵菅卵巣腹腔子宮どこにもいなくて、他にどこにいる可能性があるのかきいたら、
胃の裏とか横隔膜の裏とか肺に着床する場合もあるらしい。
そんなことってあり?!
と思いながら、
またモヤモヤする。
ホント辛かった。
ただでさえ、手術つらいのに、手術しても原因はわからずモヤモヤしたまま。
辛い、なんで?、怖い。
そんな感情でした。
恥ずかしがりやな、赤ちゃんなのかな。
術後のhcgを測るのは、明後日ということになり、
先生にお礼をいい病院をあとにする。
昨日から、なにも食べてない私たちはお腹がへり、大戸屋で、弁当を買いタクシーできたく。
その後すぐに寝ました。
出された薬。
トミロン→抗生剤3日分
ロキソニン→痛み止め3日分
ビオフェルミンR→整腸剤3日分