朝日俳壇、歌壇より | 残日録

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 4月20日付の朝日新聞の俳壇、歌壇より気になった句や歌を紹介します。

◆朝日俳壇
◇夏帽子一週間のスケジュール(えびの市・川野一広:長谷川櫂選)
 一週間の旅とは羨ましい。もう、夏帽子。

◇明日からは自宅療養つばめ来る(八代市・山下接穗:稲畑汀子選)
 燕の飛来が病後の回復を祈っているようだ。

◇花揺れて徴兵制度見えてゐる(三郷市・岡崎正宏:金子兜太選)
 安部内閣は訳も分からず戦争に加担しそうだ。そして、貧しい若者がボロクズのように戦地に送られる。

◆朝日歌壇
◇ブレーキの効かぬ車に同乗し九条通りの坂下りゆく(所沢市・風谷蛍:佐佐木幸綱選)
 自公の国会議員たちに「この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」(憲法99条)ことの意味がわかっているのか?
きな臭い匂いが取れない。

◇安倍さんの中では何かが熟している国会で「我が軍」と言い切る(堺市・高橋貞雄:高野公彦選)
 安部の頭の中で熟しているのは脳みそだろう。狂っているとしか見えない。

◇戦闘機積もうと思えばすぐ積める「ヘリ空母・いずも」海にたゆたう(横須賀市・梅田悦子:高野公彦選)
 戦闘機には核弾頭も。

◇すすみよくさくら前線ザクザクと軍靴の音の今年のさくら(蓮田市・斎藤哲哉:永田和宏選)
 俳壇にはなぜ、このような時事作品が少ないのだろう。桜の散る姿に「天皇のために」死ぬことをかぶせた時代があったことを忘れないでおきたい。