大好きな友人のお父様として以前から親交のあった
陶芸家・画家の中村芳楽さんが伊豆山に奉納された絵巻を
見に行ったのは、かなり前のことになります。
伊豆山神社に行ったのはその時が初めてで、
その場の気配というかエネルギーが心地よかったのを
今でも覚えています。
大変由緒ある神社ですが、たいらかに訪問者を受け入れる雰囲気が
感じられました。
絵巻を見に行った時には、
神社の原口由紀子さんが丁寧にご案内下さいました。
由紀子さんとの、そして絵巻との初めての出会いは、
ずっと心に残るものでした。
その時からは宮司さんも代わられ、
今の神社はどのような感じかわかりませんが、
昨年は大河ドラマの舞台として登場しました。
伊豆山神社は、伊豆の修験道(伊豆辺路)の入口でもあります。
昨年、ヤスラボ代表であり、ジオガイドの逸見康成さんのおかげで、
中村さんご夫婦と由紀子さんに久しぶりに再会してから、
絵伝の絵解きに魅せられ、イベントをお手伝いしています。
とくに神社や神道を追求しているということではなく
((心惹かれる神社はいろいろあります)、
知識もあまりありませんが、
ご縁をいただいた場に身を置いていると、
場のスピリットが伝わってきます。
この絵伝を通じて、生きること、存在、いのち、自然、
そして時を超えた魂や神話にリアルにつながる感じがします。
その流れで、10/14(土)、15(日)に開催される
「富士山絵伝」のイベントに関わらせていただくことになりました。
私たちも会員になっている富士・箱根・伊豆学会主催です。
15日には語り部絵解きライブというのがあり、
絵解きをされている由紀子さん、
昔話の語りをされている鈴木暹さん、
そしてティムが交代で語りを務めます。
中伊豆の韮山時代劇場ということで、遠方ですが、
ご都合がつく方はよろしければご参加いただけるとうれしいです。