「怒り」はチャンス！
気づきのチャンス！
成長のチャンス！
生きやすくなるチャンスなのです
先日、セッションをしたリピーターのお客様から
こんな感想をいただきました！
（すべてご本人の許可を得て掲載しています）
怒りってね、内観するチャンスなんです。
怒りが出てきた時こそ、
自分を俯瞰して
何に私は怒っているの？
ていうのを突き詰めて深掘りしていくと・・
案外成長できるポイントが
見つけられたりします
その時のいい質問が
「全て良くなるために起きたとしたら、
なんで私は怒らされた？」
と聞いてみること。
先日、上の感想をくれた方とのセッションで、
旦那さんに不倫された相談を受けました。
その方は自身にも不倫経験があって、
旦那さんにはもう愛情は無いので、
むしろ旦那さんにも好きな人ができればいいのにと思っていた時期
それでも、いざ、旦那さんの浮気が判明したとき、
ご本人も意外だったそうですが、
「怒り」が出てきたそうです。
この「怒り」って
なんで出てきたんでしょう。
話を聞いていくと、
自分が不倫していた時は
必死でバレないように隠してきたんです。
バレてはならない！
隠さなければならない！
という思いで必死でがんばって
旦那さんにバレないようにしてきた。。
それなのに！！
旦那さんは携帯にロックもかけずに
ポップアップ通知もオンにしたまま
平気で奥さんに携帯を貸すような…
すぐにバレるような状況でいたことに
腹を立てていたんです。
私があんなに必死で頑張って
バレないようにしてきたのに！
この人は全然隠そうとしなかった！
その態度にムカついてるんです。
人は、自分で禁止していることを
目の前で平気でする人が現れると
は？ なんで？！
信じられない！
むかつく！
といった感じて怒りが出ます。
この「怒り」ポイントを深掘りしていくと
自分の気づかなかった“前提”や
“在り方”が出てくるのです。
そこで問いかけです。
「全て良くなるために起きたとしたら、
なんで私は怒らされた？」
と。
ここからは、私の例え話です。
この前のセッションは30分のトークだったので
詳しくは深掘りせずに終わりました。
なので、ここからは私の推測で
こういうこともあり得るよね？
という例え話をしていきます。
旦那さんが不倫してることを
ちゃんと隠そうとしていなかった。
バレてもいいような状況でいた
ということに対して腹を立てている。
怒りがある。
その怒りは例えば…
わたしを軽く扱われた
大事にされていない
というところだったりする。
私のことを惚れて結婚したはずなのに
この人は浮気をした。
私が一番だったんじゃないの？！
私の方が上のはずなのに！！
という、旦那さんにとって
一番だと思っていた私が
一番じゃなかった…
というところの怒りだったりする。
そしてこの怒りの根本は、
例えば子供の頃
お母さんに一番に可愛がってもらえなかった
愛してもらえなかった
という劣等感からきていたりする。
小さい時、お母さんが専業主婦で
常に子供のことを一番に考えているような女性ではなく…
仕事人間だったり
強い女性でいた場合
仕事が一番、子供は二の次と
子供目線ではそう見えていたかもしれない。
更に、お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい！
あなたは大丈夫でしょ！
みたいなことを言われた経験があると…
私だって大事にされたい
愛されたい
下の子ばっかり可愛がられて…
という劣等感を持っていたりします。
私だってお母さんの子供なのに
かわいい女の子なのに
ほかの兄弟ばかり大事にして…
わたしが一番、愛されたい
お母さんに一番、優しくされたい
お母さんに一番、大事にしてほしい
こういう気持ちを（気づいていなくても）
結婚して夫婦になったときに
もう妻のわたしは旦那さんの一番のはず！
これで一番になれた！
と安心しているのです。
それなのに、、、
旦那さんは他の女性と付き合っていた…
イチャイチャしてるLINEを見てしまった。
これは頭にきますよね。
やっと一番になれた、
私のことを一番に愛してくれている人が
そばにいて安心していたはずなのに…
わたしより愛される存在が現れた。
ああ、彼にとっても
私はもう一番じゃなくなっていた
というショック
落胆、裏切られた感
これが怒りになったりします。
この奥には
『どうせ私は一番に愛されない』
という前提があったりします。
やっぱり私は裏切られる
やっぱり私は一番に愛されない
みたいな前提が隠れていると
そういう現実を引き起こすのです。
旦那さんが浮気したことによって
ほら！やっぱり、私は一番じゃなかった
ということの証明を自分で引き起こしているのです。
どうせ、わたしは一番に愛されない
この前提があると
旦那さんに限らず、他の人からも
一番に私を愛してくれる人を求めようとします。
でもこの前提がある限り、
残念ながら度重なって
“わたしは一番に愛されない”
という現実が起こります。
この解決策は、
私は一番に愛されなくてもいい
と、唱えること。
そして、
お母さんみたいにつよい女性になってもいい
お母さんみたいに仕事人間になってもいい
と言ってみるといいかもしれない。
そして自分に
ごめんね。
一番、大好きだよ。
一番、愛してるよ。
一番、大事だよ
と言ってあげる。
自分で自分のことを
一番に愛してあげることです。
誰かに一番に愛されるという状況を
求め続けるのではなく、
今のままで私は一番愛されている
私がわたしのことを一番に愛しているから、
もう大丈夫だよ
という自信を自分に持つこと。
そのことをきちんと自分で納得することです。
誰かに愛されるから
わたしは幸せなのではなく、
今のまま ありのまま
そのままのあなたの存在で、
あなたはいつも一番に愛されているんですよ。
だから安心してね。
大丈夫だよ。
そう私がわたしに言ってあげる。
それをしてみてください。
そして、もう一つ
あなたにとってあなたは大事な存在なのだから、
大切に扱ってあげてほしいから…
もし旦那さんが浮気してから
まだごめんねという一言をもらっていなかったら、
旦那さんに謝ってと言う。
「ごめんね」と言ってもらうといいですよ。
それが、自分を大切に扱うということの一つになります。
私はいつも一番だよ。
一番、愛してるよ。
一番、大事だよ。
お母さんみたいな仕事人間になっても
つよい女性になってもいい。
それでも私は、いつも一番愛されてる。
それでも私は、一番大事にされている。
そう何度も唱えてみましょう。
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