上海株価指数の週足が非常に不安定です。
大きく値下がりしたために反発シグナルも出ていますが、この先、かなり厳しそうです。
中国経済の先行にはネガティブな見方が多いですね。
すると中国が保有する米国債の行方に注目が集まるのは時間の問題です。
これは円高ドル安の要因になるかと思います。
すると、この構図はリーマンショックのときと似てきます。
リーマンショックのときはサブプライムローンを組み込んだ金融商品の価格が信用不安をもたらし、
たくさんコレを抱え込んだリーマンブラザーズが破綻し、円高ドル安、金利低下となり、金融緩和合戦となったのですが、
今回は
中国経済クラッシュ
米国債が放出される可能性
円高ドル安
という流れが意識され、
事実はさほどのことはなくても
心理的には大いに影響を受けそうです。
8年といわれる暴落周期。
そろそろ、備えをしっかりするべき。
9月はかなりボラテイリテイが高い相場になりそうです。
11月4日の日本郵政株放出に向けて、11月相場は持ちそうですが、この先、チャンスもあれど、過去来た道と似た展開になっている点に十分注意したいものですね。
9月11日17:10~18:00
名古屋中電ホールにて講演します。
主催は名古屋証券取引所です。