オバマ大統領かロムニー候補か?
激しく競り合う両者ですが、それぞれの候補には支持母体があるわけで、いずれかの勝利はいずれかの利害に一致します。
オバマ大統領は民主党の大統領クリントン氏の手法に乗っ取った自由主義の経済で今後の4年を進めていくと思われます。
経済は低調ながらも雇用回復に向けての取り組みが継続されるでしょう。
オバマ大統領は自動車組合が支持母体の一つですので円高政策、米自動車産業が立ち直れるよう日本車には厳しい展開が続くと思います。
米国ファイナンスに関しては中国重視、日本は干上がるのを待ち、TPPに組み込んで飲み込んでいくものと推測します。
一方、ロムニー氏は就任するとすぐさま、中国を為替操作国としてつるし上げ、対中強硬路線をとるものと推測できます。支持母体の中に軍産共同体があると思いますから、レーガン大統領の手法、レーガノミックス、スターウオーズ計画などにヒントがあると思います。
しかし、イデオロギーで対立がない今の世界で金持ち中国とどう付き合っていくかについて、今のところ、オバマ作戦のほうがアメリカにとって勝算は大きいのではないでしょうか。
4年後にロムニー作戦をとっても遅くない、と見ることもできると思います。
問題は中国で、中国がアメリカを超える軍事力、核技術を持ったら、アメリカはもはや中国の風下につくしかなく、これがオバマでいいのか、ロムニーなのかの究極の選択となっているものと推測します。
こうした点を踏まえて、
11月8日は札幌、
10日は宮崎、17日、20日は東京でお話しさせていただきます。
17日東京は金、為替、メイン
20日東京は株銘柄メインです。
25日島根は家計管理などお金マネジメントについてのお話しも含みます。
30日徳島にも伺います。
お近くの会場に是非お運びくださいませ。
こちらの会場ではアナリストの首藤広樹さんもご一緒です。
どうぞふるってご参加くださいませ!