華氏911、ルースチェンジに続いて、911のドキュメンタリーをさらに2本見ました。
「N.Y.同時多発テロの衝撃の真実」・・・・消防士のドキュメンタリーを制作しようとしていた2人が偶然とらえた9.11。
「フォーリング・マン」・・・・爆風と火災に追い詰められてビルから飛び降りる人の写真をめぐるドキュメンタリー。
特に「フォーリング・マン」では災害に見舞われた時、自分はどう行動するか、深く考えさせられました。焼け死ぬか、飛び降りて死ぬか、2つに一つしか選択肢がない場合、どうするだろうか?
災害の多い時代に生きている一人ひとりに必要な問いかけだと思いました。
以下はイギリスのチャンネル4製作のドキュメンタリー「フォーリング・マン」のカバーです。
さらに、2本のドキュメンタリーを見て、気が付いたことがあります。
9.11のニューヨークと3.11東日本大震災被害地の映像が、テロと地震、津波、消防士と自衛隊の違いこそあれ、非常によく似た光景であり、展開になっていることです。
9.11の原型はパパ・ブッシュの時の湾岸戦争にあることが感じられます。その拡大版が9.11であり、惨事便乗型キャピタリズムの思う壺のように、イラク攻撃が始まりました。それと並行して起こった住宅バブルと、その後のリーマンショック。
湾岸戦争、9.11・・・。奇しくも二人のブッシュ氏(共和党)の時であり、その後、アメリカがたどった道を思い起こすとき、けして踏み込みたくない展開を思い起こさずにはいられません。
両大統領は戦争という選択肢をとりました。
いま、日本人はそのことを思い出し、惨事を冷静にとらえ、歩むべき方向性をしっかりと見極めなければならない時だと思います。惨事便乗型キャピタリズムはどうやら群集心理も研究し尽くしているらしいのです。「羊たちの沈黙」という映画では「危機が迫っているのに何も反抗できない羊」を揶揄していましたが、私たちはよく目を見開いて「沈黙の羊」にならないようにしたいものです。
さて、マイナビに気になるニュースを見つけましたのでリンクしておきます。
HAARPはオーロラなどを研究する気象施設のようですが(一部)には気象兵器との関連を指摘する声があります)、ホームページがありましたのでリンクしておきました
マイナビニュースではHAARPが地震予兆波をとらえた可能性について短い記述がなされています。
災害に備えて平時の時にできることをしっかりしておきましょう。