煎茶道・黄檗賣茶流の中澤弘幸家元の初釜
すごく美味しいお茶をいただいてきました。
「あっ息を吸うの忘れてた」というくらいの張り詰めた緊張感。
非日常的な、特別な時間の流れ方、そして香り高いお茶を、素晴らしい器でいただき、器を持つ手も震えます。
だけど、ひとたび、お話になると、とても親近感のある声質と話し口調で、興味深いお話を笑いを交えつつしてくださりました。
今日の初釜にも、すごくたくさんの家元のファンの方達が地方からも新幹線で駆けつけていらしていました。
私もとても今日の初釜は楽しみにしていました。
それで今朝、私は、髪のセットと着付けも自分でしましたが
昨日、車を家のガレージの壁に寄りすぎで停めていたので
洋服だと乗り降り出来ても、
ドアを開けて、着物で幅をとりすぎて、いくら息を吸っても背伸びしても、運転席に乗り込むのか無理でした。
車で行くのはあきらめて
電車で行きましたが
新橋の駅から日比谷通りのギャラリーまで歩いていると
驚くほど、風がとても強くて
せっかく髪もセットしたので
ショールを頭からかぶり、ミノムシのように顔だけ出して、とっても勇ましい姿で、初釜に向かったのでした。