最近、たびたびみかけるのが、角膜に傷…角膜炎、角膜潰瘍です。
角膜は硬くてツルツルしていますから、傷はつきにくいのですが、
いったん傷がつくと治りにくい場所です。
角膜は本来は透明でなくてはいけませんが、傷や炎症により白く濁りがでてきます。
傷がつくと、通常は、かなり痛みがあります。
大抵は黒目に白い濁りがあり、その近くの白目に充血があります。
放っておくと、角膜が段々薄くなり、目の中まで炎症が及ぶこともあります。
そのような状態を虹彩炎、眼内炎と呼びます。
急に出てきた黒目の白い濁りには、要注意です。
黒目(角膜)の下の方に三日月状の濁りがあり、角膜全体が曇り厚みが増しています。こうなると涙がポロポロ、痛みも強いです。
直ぐに治療を開始しなければ、視力が回復しません。
こちらの方は、おかげ様で回復し、社会復帰しております!
皆様、黒目の濁り、目の痛みがあったらすぐに眼科を受診しましょう。