今週末は気温が低く、雨も降って外出が大変でした。
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
当院は2013年に八王子みなみ野駅の近くで開院し、今年の2月で12年が過ぎました。
はやいものですね。
今まで何とか続けて来られたのは、地域の皆様と当院スタッフのお陰と感謝しております。
そこで、改めて当院の診療の流れについてご説明をさせていただきます。
当院は、完全予約制ではありません。
午前診療は9時30分と午後診療は2時30分に受付が始まりますので、それより先にいらした方はクリニック前の廊下で列に並んでいただきます。
廊下に椅子はありますが、数に限りがありますのでご了承ください。
※ 一部時間のかかる検査の方(遠近両用眼鏡あわせ、視野検査、弱視のお子様の視力検査など)は予約となります。
《受付が始まってからの流れは以下の様になります。》
⚫️初診の方、久しぶりの来院の方には問診表を記入いただきます。
⚫️その際に「視力低下」「かすむ」「疲れる」「ゆがむ」「視野が欠けて見える」などの視機能に関する症状がある場合には、診察の前に視力・眼圧等の検査から始めさせて頂くことがあります。
⚫️再診の方でも、新たに上記の症状がある場合には、先に視力・眼圧等を測定いたします。
⚫️何らかの事情で、同意できない場合にはお申し出ください。
花粉症の時期などに、「かゆみ」「充血」「めやに」「瞼のはれ」などの症状がある場合には、先に診察へご案内する場合があります。
診察後に、検査が必要と医師が判断した場合には視力や眼圧等の検査を受けて頂きます。
原則、受付順にお呼びしますが、検査が先か診察が先かにより、順番が前後する場合がありますのでご了承ください。
《最後に混み具合について》
通常は午前診療が混み合っております。
4月〜6月は、学校健診で視力低下を指摘されたお子様の受診が増えるため、午後診療が混み合う傾向にあります。月曜日に学校が代休でお休みになると、午前診療が混み合うことがあります。
時間の余裕をもって受診してください。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
《国立市のAKI flowersで、春のお花で作ったブーケ》
近視の進行を遅らせるにはどうしたらよいでしょうか?という質問をよく頂きますので、まとめてみました。
まずは基本的なことから・・・
遠くの物がはっきりと見えるためには、網膜に焦点が合っていなければいけません。
これを正視といいます。
眼球の前後の長さ、いわゆる眼軸長が長くなると網膜の手前に焦点がずれてしまい遠くのものがぼんやりとした見え方になります。
これを近視といいます。
長くなった眼軸長を短くする方法はないため、一度近視になると治すことはできません。
ただ、眼軸長の伸展を遅らせ、近視の進行を抑制するための研究が世界中で行われています。
① 点眼薬:
焦点を合わせる働きをもつ毛様体筋に作用し、毛様体筋の緊張をやわらげる効果のある点眼薬が使用されています。
これまでに0.01%アトロピン点眼(マイオピン)で60%近い近視進行抑制効果があることが示されました。
低濃度であるため、アトロピンのもつ散瞳作用が弱く、点眼後の「まぶしさ」が軽減されます。
今までこの点眼薬は日本で承認されていませんでしたが、2025年春に日本で初めて0.025%アトロピン点眼薬(リジュセアミニ)が承認され販売されます。
これは健康保険の対象外であるため、検査料、薬剤費を含めて自己負担となります。![]()
参考:トロピカミド(ミドリンM):
アトロピンに比べて作用時間4〜5時間と短く就寝前に点眼すると朝には瞳孔の大きさは元に戻ります。
毛様体筋の緊張による一時的な視力低下である「調節緊張」の治療に適応がありますが、近視進行抑制効果は証明されていません。よって近視については保険対象外となります。
② オルソケラトロジー:
特殊な形状のハードコンタクトレンズを就寝前に装用することで、角膜上皮の形状を変化させ近視を矯正する方法です。
その結果として日中に良好な裸眼視力を得られます。
また、オルソケラトロジーは近視の抑制効果があるという報告がされています。
ただし全て自己負担となるため費用がかさむこと、ハードコンタクトレンズの装用に抵抗がある場合には難しくなります。
また角膜を圧迫することから、適切な管理を怠ると角膜感染症など重篤な合併症を起こす可能性があります。
③日常生活の注意点など:近視の進行予防には日光にあたり外で遊ぶことが最も近道で確実な方法です。近視がある子もない子も1日2時間は外にいることが有効です。
一見暗そうに見える建物の影や木陰でも、屋外であれば教室などの室内に比べて近視予防に十分な照度が確保できることが多いです。
最近の研究では、スマホや携帯ゲーム機などの有害な点が指摘されつつあります。
これらのデジタル機器を使用する時には、明るい室内で、目との距離を30cm以上離すこと、30分に1回は遠くを見るなどして目を休ませることが重要であるといわれています。
近視を放置しておくと進行し、近視の度数が強くなる場合があります。
また近視の度数が強くなると近視性黄斑症、網膜剥離、緑内障などのリスクが増加します。
視力が低下した場合には、まずは眼科を受診しどのような対処方法があるか相談をしましょう。








