私、大学時代に
情報処理第2種の試験をパスして
大学卒業してから、5年くらいはプログラム組んでいたんですよ。
その後も、何なら出産してからもAccessのVBAを組んだこともあったりして。
まあまあ頑張ってプログラミングをやってきたという自負は、ある。
今は、プログラミングを仕事にしたいとは全く思っていません。
なんなら、もう話題にも触れなくていいくらいｗ
でも、最近、義務教育にもプログラミングがすこーし入ってきたりしてて
「小学生からプログラミングを！」みたいなことを
塾やスクール系の業界が言っているじゃないですか。
私は、常日頃から
「子供にプログラミング教育は不要」
と言い続けてきてて
夫(C言語が少しできます)にも聞いたんだけど
「いらないよ。義務教育の数学の知識のほうがよっぽど重要だし」
って言ってて
私たち家庭の中では
「子どもがやりたいって言わない限りはプログラミングはやらせない」
で一致していたのね。
プログラミングそのものはやらなくていいけど
その土台となる
論理的思考(and,or,if,while,forなど)は義務教育中から知っててもいいとは
ずっと思っているんですよ。
でも、私は、その前に
数学の基本(義務教育レベル)と読解力
自分の考えを言語化してアウトプットする力など
それ以前にやることはたくさんあるよね、と思っているから
義務教育をおろそかにしてまでやることじゃない
ってのはずーーーーーーーっと思っていたのね。
それでも
高校で情報1が必須になって
共通テストでもやるようになるとか
情報2という科目(必須ではない)が新設されて
そこではPythonやるとか
だから子供にプログラミングを…
とか
いろいろ言ってくる人がいるわけで。
それでも私は
絶対に
絶対に
絶対に
(本人がやる気がある子は別として）
「親が子供の将来を案じてプログラミングを習わせる」という流れに
反対していたんですねｗ
そもそも何で断固反対かっていうと
知識の土台として
義務教育の勉強をマスターするのが大前提
だと思っているから。
もちろん勉強だけではないよ。
でも、知識の土台がしっかりしているからこそ
文化的な要素(座学の勉強以外で学べる体験型学習や博物館や図書館、美術館などの文化施設、音楽鑑賞や観劇、スポーツなど)
社会的要素(社会的ネットワークにおける人間関係。学校内外を含めた、様々な出会いからくる人間関係）
これらが相乗効果としてあいまって
社会に出ていくときに必要なものが備わるんじゃないの？って
思っているから。
でも、最近の事情を知らないで批判するのは嫌だなぁ
ってずっと思っていて。
自分の信念が逆に
子どもの成長を妨げるんじゃないかとか
いろいろ
いろいろ考えてて
やっぱり答えは出なくて
たまたま放送大学でPython扱う科目が
面接授業であったから
受講してみた…。
そうなのよ。
私が放送大学でPythonを受講したのはそこが主な理由なのよ！
(単に単位が欲しかったわけでも
新しくプログラミング言語を習得したかったわけでもないｗ）
というわけで
おそらく抽選だったであろう権利をしっかりゲットして
ノートパソコン持参で学んできましたよ
(放送大学では、今年度からパソコンが必要な面接授業は
自分で持参することになりました）
というわけで。
私がプログラミング言語を学んだのは
実に25年ぶりくらいで。
これで私は情報1で扱う(らしい）
・Python
・JavaScript
・VBA
・Scratch
を全部、一通り触ったことがある人になりましたｗ
個人的にはVBAが一番得意です(今も仕事で使える唯一の言語だと思うｗ）
でね、放送大学でPythonやってみて
やっぱり再確認したのは
「プログラミング言語は時代の流れで変わるから、
アルゴリズムを机上で(紙で書いて)しっかり構築できるようになってから
コンピューター使って学ぶほうがいいよね」ってこと。
どうせプログラミングやるなら
その前に、フローチャートでも何でもいいから
紙でしっかりアルゴリズム(ロジック)を書いて構築してから
プログラミングを書けるようになってほしい
そうすれば、時代が変わっても言語が変わっても
フレキシブルに対応できるから
中途半端にかじるくらいなら
義務教育の内容(特に数学)をちゃんと履修するほうが先！！！
という
私の意見が
さらに揺るがないものとなりましたｗｗｗ
だから、子が高校生になって
プログラミング言語を学ばなければならなくなったタイミングで
セミナーでも動画講座でも何でもいいから
アルゴリズム・論理的思考の基礎をしっかり学んでもらうことにします。
子ども自身も
周囲の情報に流されず
「本当にそれは必要なのか、自分の目で確かめる」人になってもらえると
いいなぁと思っています。