こういう現実的なことを書くと
フォロワーが減るかな、とか
アクセス上がらないかな、とは思うけど
「本当に欲しいと思うものにしかお金を払わない」
という時代が目前に迫っている。
というか、すでに来ている。
「人が気軽に払える金額、もしこれが失敗だったなぁと思っても我慢できる金額」は
3000円までだといわれている(人によって価値観は違うと思うけど一般的には、というはなし)
なので、私は、商品をリリースしたばかりの時
初めてのお客様向けの商品は
あまり高額商品を作らないようにしている。
(それで、認知度が上がって満席が続出したら、そのタイミングで初めて価格改定を考える)
ただ、これは、コロナ禍の前の話。
今、ようやくコロナ禍がひと段落しそうだが
今度は世界的な物価上昇。円安も正直どこまでいくか分からない状態で
さてどうする、ということになる。
可処分所得がダダ下がりになるのが
日の目を見るより明らかな今
さて、どうやって売り上げを確保していこうか、ということになる。
ここで私は「人が購買するための心理状況」を2パターンを考えた。
人がモノやサービスを(お金を支払って)手にするのは
・必要性に迫られたとき(生活必需品や日常の交通費など)
・「推し」に会いたい、「推し」を応援したい(旅行や外食は、場所や食べ物が「推し」であるという考え方)
大きく分けてこの2つだと考えている。
では、何が出来るのか。
商品そのもののクオリティを上げるべく
精進するのはいうまでもない。
これからの時代、マジでクオリティが低いものから
淘汰されていくと考えている。
(ちょっと前までは、商品の価値よりも人柄で売れた人もそれなりにいたけど
これからの時代はクオリティと人柄の両方が必要になると思う)
そして、着眼点としてもう1つ。
「応援したい」と思わせる人になる、ということだ。
あなたはアイドルでも芸能人でもないが
SNSを使って発信してお申し込みを得るということは
「自分で自分をプロモーションしてファンを獲得して売り上げにつなげること」であり
その観点からすると、芸能人とやっていることは大して変わらないのだ。
(余談だけど、今のアイドルは昭和と違って
事務所のプロモーションだけじゃどうにもならず
自分の言葉でSNSを駆使して「爪痕を残すべく」発信していかないと
その他大勢に埋もれていくのね、ということが分かって
大変だなぁとひっそり思っているｗ
なので、スター性は抜群だけど素行が悪い人よりも
能力が高くて素行がよく、メンタルが丈夫な人が残っている感じがしている)
となると、「応援したい人」はどんな人だろう？って思わない？
これは、頑張っているのを「他人が分かるように」ちゃんと見せることなんですよ。
だから、日々の発信が重要になる。
でも、日記じゃダメなのよ。それが難しいところ。
※自分のSNSのどこがダメなのか知りたかったら
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努力して頑張っている人を見ると、人は応援したくなるものです。
テレビで「はじめてのおつかい」観たら、応援したくなるでしょ？
上手く行ったところだけを観たってつまらないでしょ？
顔をぐちゃぐちゃにして泣きじゃくって、
転んでも道を間違えても
「相手の喜ぶ顔が見たい」という気持ちだけで
それでも前を向こうとするから
応援したくなるんじゃないですか。分かる？
上手くいっているところもうまくいっていないところも
それを全部含めて「自分」なの。
これからは、本当にニーズがあるものと
本当に必要とされる人(＝ファンビジネス)しか
生き残らないんじゃないかとさえ思うけど
上手くいかない(＝将来上手くいく可能性を残している)部分も「将来的に愛になるかもしれないもの」として
ひたすらネット上で語っていくしかないと思う(オンタイムで出すかどうかは別問題だけどね)
ホント、たくさんの人の発信を見てきたけど
「うまくいっているところ」だけを発信したい人が多すぎる。
そういう人は、今後淘汰されていくと思っています。
ただし！
ただ発信すればいいってもんじゃない。
「推し」の日常に興味があるのはすでにファンになった人だけ。
だから、新規のファンを捕まえたければ日記じゃダメなのよ。
内輪だけで盛り上がりたいならともかく
新規のファンが食いつくには「日常」の発信だけじゃダメなのよ。
対象への愛をひたすら言語化していたら、その発信が誰かの役に立ったり
誰かの「好き」と合致していたら、初めて見た人の心のアンテナに引っかかるの。
自分としては、ひたすら「推し」のどこがどのように好きなのか
ひたすら語っていただけなのに、友達が影響されてファンになるとか
そういうこともあるでしょ？
それと同じ現象をインターネット上で狙うわけ。
だから、SNSで何を発信するか悩んだら。
自分の商品以外にも、好きなものに対して
ひたすら言語化してみよう。
自分がプライベートで好きなもの
自分のお客様への愛情(この場合は「感謝」という表現が適切かな)
家族や仲間、スタッフがいる人はスタッフなど
愛の対象として語れるものは
限りなく存在するよね。
ここで重要なのは、分かりやすく言語化することなのよ。
みんな、言葉が足りなさすぎるの。
それを読んでいる人は親しい友達や
その知識を知っている人ばかりではないのだから。
言葉が足りなくてもいいのは、すでに固定ファンがたくさんいる人だけ。
自分の気持ちや好きなことを始めとした
「伝えたいことを言語化できるスキル」というのは、今後重要な要素になると思う。
一朝一夕じゃ身につかないから、数こなすことが大事なの。
だから、発信しよ。自分の好きなことを。自分がこよなく愛するものを。
他の人に分かるように。