先日、小6息子と
「君が感じる優しさってどんなの？」という話をしました。
この頃はそんな悩みは
話さなかったけどね
成長してるよね。。。
小学校高学年になると
金銭のトラブルが出始めます。
いろんな育ち方や性格の子がいるので
一概に何が「正しい」という定義はないと思います。
ということを前置きしたうえで
これからの文章を書きますね。
誰かに何かをおごったり買い与えたりすること
を「優しさ」の定義にする子が一定数います。
それに対して
誰かにおねだりをして、おごってもらうことで気持ちを満たす
という子も一定数います。
この2パターンがくっつくと
見事なまでに共依存だなーって思うのです。
金銭や力の上下関係で
共依存になりやすい男子に比べて
誰か特定の相手にべったりくっついて
相手が他の子と仲良くすると面白くなくて
わざと嫌なことをするのが
女子の共依存あるあるじゃないかなーと
息子に話しました。
だから、学校生活で見ると
女子の依存体質の子の方が
息子にはわかりやすいようです。
自分の都合のいい時だけ
平身低頭になり
自分の期限が悪かったり
自分が下だとみなしている子には
暴言を吐いて泣かせたりする
「ひょっとしてDVなの？」みたいな子もいます。。。
君が考える「優しさ」の定義は何か
このタイミングで再確認したのです。
(さすがに親であっても
アイツと付き合うな、とは言いにくい…)
うちの子供は個別指導塾に通い
先生が選べるのですが
その時、選んだ決め手は「気配り」でした。
自然な気配りができるのは「優しさ」といえるかな？
みたいな問いかけをしました。
誰かにおごることが優しさならば
誰かに買ってもらわなければ優しさを確認できないのならば
それは、人の心をお金で買っていることにはならないか？
お金がないと「優しさ」って表現できないのかな？
(金の切れ目は縁の切れ目、なんて
ここで言っちゃだめよｗ)
いろんな角度で質問してみました。
いったん立ち止まって
今の自分の立ち位置を知ること
本当に自分を大切にしてくれる人と
付き合わないと
単なるエネルギーの消耗でしかないこと
も伝えました。
小学生には
ドライかなーとおもいつつ
これくらいドライにやっていかないと
依存体質の子は心の隙間にするりと入ってくるので
自分が入ってほしくない領域に人は入れなくていい
ということは知ってほしいと思いました。
アドラー心理学の課題の分離も
教えていけたらいいと思いつつ
それまでに思春期に突入して
まともに会話が成り立たなくなるのではないかと
思っておりますｗ