「手帳講座ではどんなことを解説するんですか?」というのは
よく聞かれます。
私の場合は
前半に
スケジュールをどのように把握するか
というところの解説をして
後半に
「自分は本当はどうしたいの?」という
問いかけのワークをします。
手帳講座にいらっしゃる方は
8割くらいが
「自分と家族の予定が区別できない」
「プライベートと仕事が混ざってしまう」
などの
スケジュールに関する悩みを抱えていらっしゃいます。
この状態で
「本当はどうしたいの?」という問いかけをしたところで
「そんなことはどうでもいいから
ダブルブッキングやスケジュールの抜け落ちをなんとかしたいのよ!」
となってしまいます。
というわけで
頭の中でこんがらがっていて
重大だと思っている問題
(手帳講座の場合「スケジュールをなんとかしないと」という問題)
これについて何らかのめどを立てられる
情報提供をして
受講生さん
それから
「本当はどうしたいの?」と
といかけているのです。
自分が本当に悩みだと思っていることと
本当は「ここを見つめたらいいよ」というところが
違うということはよくあることなのですが
それが分かっていても
とりあえず、目の前の問題を解決してから
踏み込むことにしています。
とはいえ
目の前の問題ばかり
その場しのぎの対応をしても
「本当はここじゃないんだよー」と
しつこいくらい目の前に問題が出てくるので
最終的には対応する必要があるんですけどね。
物事には順番ってものがあるのです。