クラウドファンディングについて考える【個人的見解】 | 手帳を使って人生をデザインする★番場よしこ【東京・八王子】

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番場よしこ、です。

ここ1か月以内に、

クラウドファンディングについての

ご相談を立て続けにいただいたので

 

クラウドファンディングについて

私の考えを書きます。

 

 

最近は

資金調達方法として

クラウドファンディングという

選択肢が浸透してきた

イメージはあります。

 

そして

新型コロナウイルスの騒動が

落ち着いてしばらく経つまでは

コロナ不況…どころか

コロナ恐慌みたいな状態に

なるんじゃないかな、と思ってて。

 

おそらく

「コロナ不況で倒れそうになった事業を救え」

という名目で

資金調達方法の1つとして

クラウドファンディングが使われることも

あるんじゃないかな、と。

 

私は

クラウドファンディング自体は

資金調達方法の1つとして

あっていいと思っています。

 

しかし

「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」

的なノリで

「お金がないならクラウドファンディングで調達すればいいじゃない」

という

気軽な資金調達方法として

クラウドファンディングを選択するのは

キケンじゃないのかな、と。

 

あと、

クラウドファンディングが

純粋な資金調達を目的としたものならばともかく

 

どうせ資金調達するなら

クラウドファンディングにすれば

宣伝にもなるし

SNS戦略にもなるじゃん?

 

って言われたときは

私は背筋が凍りました。

 

クラウドファンディングをすれば

FacebookやTwitterで拡散してもらえるので

確かに、SNS戦略としては

効果があるかもしれません。

 

ただ私としては

いくつか言いたいことがあります。

 

1つ目。

クラウドファンディングは

未来の自分(もしくはその団体)を担保にした

借金だと私は思っています。

お金で返済する必要がない、というだけ

その人の未来の実績で返していかないと

いけないはずです。

 

子どもが

「返済は出世払いで」と

お小遣いの前借りをするのと

訳が違うのです。

 

クラウドファンディングで

賛同してくれた人に対して

未来のアナタが

確実に実績で返していけるという確信があるなら

私は止めません。

 

2つ目。

クラウドファンディングという手段は

他に資金調達方法がない場合の

最後の手段だと私は思っています。

 

「この人は資金調達をする能力がないのか」

って思われるのは

ビジネス的にもリスクじゃないかな、と

私は思うのですが。

で、ビジネスで一番大切なのは

お客様から信用されること。

 

クラウドファンディングで資金集めして

万が一事業が頓挫してしまった場合は

あなたの信用を大きく失うことになりますが

それは大丈夫ですか?

 

3つ目。

クラウドファンディングを

SNS戦略として使うのは

私は反対です。

 

どんだけ人の善意をバカにしてるんだ

 

と言いたい。

「弱っている人は注目されやすい」という現象があります。

そして

クラウドファンディングは

「困っている人を助けたい」という人の心理を

利用した戦略ですよね。

 

打ち上げ花火(注:一時的にバスること)としては

十分な要素になり得ますが

SNS戦略で一番難しいのは

「継続すること」

そして

SNS戦略で成功する最大の要因は

「継続すること」です。

 

クラウドファンディングをするとしても

あなたのSNSやブログは

資金提供をしてもらえるのに値するほどの

信頼が出来るくらいの

情報量、導線、仕組みづくりが

出来ていますか?

声を大にして問いたいですw

 

4つ目。

純粋な資金提供以外の

クラウドファンディングの目的…

 

それは

クラウドファンディングで

達成感を得たいというパターン。

 

クラウドファンディングって

達成できた時が

ものすごく盛り上がりますよね。

その達成感、高揚感を

(潜在的に)味わいたい人がいる、ということです。

 

「同業者の〇〇も

クラファンで資金調達しているから私も」

って言いだしたときは

危険信号だと私は感じています。

 

ただし、当事者たちは

潜在的に

これはクラウドファンディングじゃないと

クラウドファンディングをやるべき理由を

かき集めて

資金調達の方法がこれしかない、と

本気で思っている傾向があります。

 

結論としては。

 

クラウドファンディングという選択肢自体は

アリだと思っています。

 

しかし、クラウドファンディングは

「私は事業資金がない」と

ネット上に公開して資金調達をすることになるので

慎重にした方がいいと思います。

 

あと、クラウドファンディングして

事業が頓挫してしまった場合は

クラウドファンディングを実施した本人だけじゃなくて

それを拡散してくれた人の信用を失う可能性もあるという

認識を持った方がいいかと思います。

 

なので

クラウドファンディングをするとしても

支援してもらえるだけの

信用を日ごろから積み重ねることが

成功の可否を分けるのではないかと

私は予想します。

 

これから

恐慌と言えるレベルのコロナ不況が

やってきたら

クラウドファンディングを試みる人が

増えると予想できます。

 

・資金調達の最後の切り札であると認識する

・事前準備は念入りに

・やるからには達成を目指して全力でやる

 

のがポイントではないかと

私は考えます。

 

 

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