「わがまま」についての考察 | 手帳を使って人生をデザインする★番場よしこ【東京・八王子】

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こんばんわ。
昨日、息子が思いがけずお友達の家にお泊りすることになって
ここぞとばかりに、ものすごい勢いで夫と片付けたよっちゅんです気合いピスケ
 
最近、ライター募集サイトへテスト記事を書いて送ったりしています。
その中で、書こうと思って構想を練ったんだけど、自分の考えが入りすぎちゃって構想段階でボツになったネタをブログ向けに書きますね。
 
ー「わがまま」と「自己主張」の違いは何?キョロキョロ
 
私は、小さい頃に自分の意見を言うと、親から「わがまま言わないの」と、本当によく言われました。
私はあまり考えずに、単に「〇〇したいなー」って思ったことを言っただけなのに(別に100%叶ってほしくて言っているわけではない)全否定されるなんてことも珍しくありませんでした。
なので、成長に伴って、自分の意見を言って
「わがまま言うな」って言われるくらいなら言うのをやめよう、
と思って自分の意見を言わないでいた時期がありました。
 
そして時は過ぎ・・・
私も母になり、子どもが自己主張をするじゃないですか。
 
そういう状況になると、心がざわざわするんです。
 
これは「わがまま」と言って突っぱねていいものか?キョロキョロ
これは「自己主張」だと思って受け入れていいのか?キョロキョロ
その違いが分からない!カナヘイびっくりカナヘイびっくり
 
そして、
時には自己主張として受け入れることができるけど、時には「わがまま」と感じてしまう。その違いは何なのか?ショックなうさぎ
 
と、ふと考えたのですよね。
 
振り返ってみると
私の気持ちに余裕があるときは応対できるけど、私の気持ちに余裕がないときは「私はこんなに頑張っているのに、なんでこいつはこんなに『〇〇したい』『〇〇してほしい』ばかり言ってくるのか」って怒り出しているんですよね。
 
「私はこんなに我慢していたのに!なんで息子はこんなに言えるんだ!」と小さい頃から我慢していた私の心がざわざわし始めるのです。
その「ざわざわ」がそのまま相手に伝えられればまだいいんだけど、その「ざわざわ」を認められず伝えられないから「怒り」という形で現れるんですよね。。。
 
だから、これは、
 
私も誰かに「〇〇したい」「〇〇してほしい」って言いたいけど言えない大泣きうさぎ
私が言えないことをコイツが言っているからムカつく大泣きうさぎ
 
んですよね。
 
じゃあ、どうすればいいのかというと
 
試しに誰かに「〇〇したい」「〇〇してほしい」っておそるおそる言ってみればいいだけてへぺろうさぎ
 
それを言える人は誰ですか?
今、あなたはその人に、「〇〇したい」って言えるような関係性ですか?
その人との関係性を良くするために、あなたができることはなんですか?
親しい人との関係性を良くするために、今、自分ができることは何ですか?
 
…そう、目的が変わってくる。
さっさと頭の中をすっきりして(私はここで手帳を使う)、今の自分を満たすためには、親しい人との関係性を良くするためにはどうしたらいいか「決めて実行」しようぜカナヘイハートカナヘイきらきら
 
そしてもう1つ。
 
子どもの「〇〇したい」「〇〇してほしい」という「主張」には、
純粋にやってみたい気持ちから出てきている「自己主張」と
相手をコントロールする意図を含んでいる「わがまま」が
混在しているのではないかカナヘイびっくり
 
この「純粋にやってみたい気持ち」を「わがまま」と捉えてしまうと、子どもは「自己主張」できなくなり言いたいことがいえなくなってしまうのではないか。
逆に、「相手をコントロールして自分を満たす」目的での「主張」に見せかけた「わがまま」を聞き入れてしまうと、子どもは「相手をコントロールすることによって自分を満たす」ことを覚えてしまうのではないか。
 
と、ふと思ったのです。
一時期、息子の「〇〇してほしい」「〇〇したい」がかなり増えてきて、これを全部対応していたら私の身が持たないわーって思う時期がありました。
 
これを全部「自己主張」として処理するのも「わがまま」として処理するのも、どちらもリスクが高い。
 
これはどっちなんだろうなカナヘイ!?
 
こうなった時には、
「どうしてそんなことばかり言うの?」ではなく
「それを言うことによって、どうしたい?」
「それを言うことによって、(私に)どうして欲しいの?」
などと聞いていって
息子の「本当の願望」を引き出して、そこに対する対応をするしかないのです。
 
そう。
「〇〇してほしい」「〇〇したい」という、表面的な要望に捉われて振り回されると
そこに隠れている「本当にある願望」が見えてこないから。
うちの子の場合は、「わがまま」と「自己主張」が入り混じっていたのですが、こんがらがった紐を解くように聞いていくと、ホントの願望が出てきますねつながるうさぎ
 
もうすぐ新学期。
初めての入園入学は、子どもにとっては初めての経験なので緊張が強くなりますね。
進級でのクラス替えなども、子どもにとってはストレスですね。
子どももどうやって自分の気持ちをコントロールしたらいいか分からず
(健全に満たすレパートリーが少なければ少ないほど)何かに依存したり、他人やものに当たったり、他人をコントロールしたりして(もしくは自分で抱え込んだりして)、手っ取り早く気持ちを満たそうとします。
 
年度の変わり目は、親自身も忙しくて、なかなか子どもの声を聞く時間も取れないかもしれないですが、親自身が「やりたいこと」と「やらなければいけない」ことを分類して心のスペースを空けることによって、少しは子どもの声を聞く余裕ができる・・・かも…しれませんよ?(笑)
 
そんな「心のスペースを空けて、やりたいことが見つかる」手帳講座、4月からリニューアルします!気合いピスケ
今、メニュー作成中ですので、もうしばらくお待ちくださいねあんぐりうさぎ
 
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では!とびだすうさぎ2
 
…。
 
サッ