自己主張とワガママの境界線 | 手帳を使って人生をデザインする★番場よしこ【東京・八王子】

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こんにちわ。

もしかしたら、水曜夜から木曜明け方にかけて雪が降るかもという予報を見て

久しぶりに

 

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

 

というAAを使ってしまったよっちゅんです。

 

 

選択理論心理学ってのを学び始めて
「自分の上質世界(願望)」を得るために人は行動する

 

ってのが分かったのはいいんだけど

(まあ、分かりやすく言えば、

人は何らかの「満たされてないもの」を「満たす」ために行動している

のだそうです。)

 

まあ、自分の中に意識化してようとしてまいと、何かが満たされてなくて、それを得るために行動してるってことなんですね。

 

 

だから、家族を始めとした、周囲の大切な人が困っていたり

 

うまく(私と)コミュニケーションが取れないときは

 

「どうしてなのか」ではなく

 

「今、この人は何(の欲求)が満たされてなくてこういう行動をしているのか」

すなわち

 

「この人、どうしたいのかな」

 

 

ってところに着目して行動を見ることにしています。

 

 

でね、ちょっと前の話なんだけど

 

 

今、1年生の息子君が小さかった頃(未就園児~年中くらいまで)は

 

息子自身も「今、自分はどうしたいのか」がうまく他の人に伝えることができなくて

伝えることを放棄して諦めて、先に目的を達成しようと「行動」に移してしまうから

親(私や夫ね)を始めとした周囲の人には不可解な行動に映ってしまうわけ。

 

本人の中では辻褄が合っているんだけど、それが突拍子過ぎて周囲には全く理解できないから

 

「ADHD」じゃない?

って言われちゃうわけ。

 

別に言われることに関してはどうでも良くて(実際にそうかなと思う部分もあるし)。

 

大切なのは、その特性を否定せず、本人や周囲が過ごしやすくするために私に何が出来るか?

だと思ってました。

 

なので、勝手にどこかに行きそうになったときは

 

 

「何がしたくてその行動をしているのか、(どこかに行きたいなら)説明してから行ってね」

 

 

と、ひたすら伝えてました。

 

 

その行動は、本人なりに目的はあるのです。

 

 

トイレに行きたい、とか、牛乳が飲みたい、とか、音が気になって音のするほうを見てみたい、とか。

 

 

それが、突然思いたって、思い立った瞬間に行動している、という特性なだけだから、

 

そこに1つ「何がしたいか、どこへ行きたいか大人へ必ず伝える」ということを間に挟む習慣を追加しただけです。

 

それを100%受け入れることは出来ないと思うけど、

 

出来るか出来ないか、受け入れられるか受け入れられないかは

「言わないとわからない」から、とりあえず言え、と(笑)

 

でも、「とりあえず言う」ということができるようになるためには、親子の信頼関係も不可欠なので

 

そちらも考えて息子と過ごしています。

「言ってもどうせダメって言われるでしょ」って息子が認識したら、やはり言わなくなるでしょうからね。

 

だから、彼が突然どこかへ行こうとしても

 

 

「なにしてるの、やめなさい」

 

ってほとんど言った事が無いんじゃないかなぁ。

 

その代わり

 

 

「何がしたいんだ~?言わないと分からないからとりあえず言ってくれ~」

 

 

と追いかけることはありますが(笑)

 

 

必要なのは、親のスキル、です。

 

親のスキルと言うよりも「家族の気持ちを引き出すスキル」ですかね。

(子どもだけじゃなくってオットや同居の義父母にも適用していますから)

そのスキルを磨くために、ひたすら勉強会やらセミナー通いをしていると言っても過言ではありません。

でも、自分の気持ちがなかなか引き出せないのは内緒

 

息子の意見を尊重しながら行動を決めていると、周囲から「子どもの言うことを聞いてるとワガママな子になるよ」って言われたことがあります。

 

子どもの意見は聞きますが、あくまで「話し合い」がベースなので、子どもの意見を100%言いなりになることは無いですし、逆に、「親の言うことを聞きなさい!」って言うこともあまりありません。

 

なぜそこに行き着いたか。

 

 

私自身、子どもの頃に

 

「~がしたい」って言うと

 

「お母さんは忙しいから無理」

 

「ワガママ言うんじゃありません!」

 

で終了。

 

 

だったので、

 

 

「~したいって言うことは悪いことなんだ」という思考になり、次第に

 

「~したいって思うことは悪いことなんだ」という思考になり、次第に

 

「で、私はどうしたいの?」を考えることそのものができなくなってました

 

 

そうなると、いくら心理学を勉強して理屈が分かったとしても

 

自分自身に当てはめることができない、ということに気がついたのです。

 

なので、

 

 

「自己主張」と「ワガママ」の境界線。

 

 

どこまでが「自己主張」で、どこからが「ワガママ」なのでしょうね。

 

 

ちなみに、「1度自己主張を受け入れると、こっちが折れるまで主張し続けて困る」ということもあるようですが、それは、

 

自己主張を言うことが問題なのではなく

自己主張を一切聞き入れないのが解決法でもなく

 

人をコントロールすることによって「願望」を得られることを相手がすでに学習していて

 

他に「願望」を得る方法が分からない

もしくは

そこまでしないと「願望」が得られない環境に置かれている

 

などなど…が考えられる

 

 

ということですよね。

 

なので、別の方向からの問題へのアプローチを考える、ということです

 

 

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息子はアチーバスというボードゲームが好きで

 
その中では、ナポレオンヒルの成功の17原則が出てきます。
 
息子は、私が失敗して落ち込んでいると
 
失敗の後に見つかるチャンス
 
だよ
と励ましてくれます