2012.05.05 沖縄南部かりゆしジョギング 沖縄県立博物館16:05~16:31
ホテルで一休み落ち着いたので、再び外出して近場のスポットに!
※7:17 まず朝ジョグで見つけた新都心公園に向かう遊歩道の街路樹の非対称性を調べるあの右側の木さえなければ景観良好なのに
21)16:05 そういうこと・・・クロスする道の街路樹の等間隔を採るか、遊歩道の遠景美を採るかここは4本を少しずらして、おもろまち駅側からスッキリ見えるようにできないかな次回来る時までにお願いしま~す
21)16:06 道を渡ると、スロープのおもろ天空橋この辺りは、1987年に全面返還された米軍牧港住宅地区の跡地で、大規模な再開発によって新都心になりました中心部より一段高台のいい感じの土地
22)16:09 沖縄県立博物館・美術館 2007年11月に開館した半分博物館・半分美術館非常任館長が1人いて、博物館担当と美術館担当の副館長が2人の組織体制年間入場者数が45万人ったらまずまずなのかな興味深い企画展で地元の人がもう一回行ってみようって思えるくらい頑張れるかどうかですよねまずは博物館から行ってみよう
23)16:13 博物館は、沖縄の歴史を古代から戦後、現代そして未来まで展示していて、まずは、海で結ばれた人々なんだけど、こっちの展示室は撮影禁止ですなので、右に見えてる首里城正殿鐘は撮っちゃダメ
24)16:17 自然史部門は撮影OKまずはアマミノクロウサギは奄美大島、徳之島に生息する固有種。形態およびDNA解析、生態からウサギ科内でも原始的形態を残した種。奄美群島にこのような遺存種が分布する理由として、中新世(500万年前)に南西諸島が台湾と陸伝いだった際に侵入したが、海水面の変動により島嶼に隔離されたことが考えられる
25)16:18 イリオモテヤマネコ西表島固有種で、島に野生ネコがいることは、以前から現地では知られており「ヤママヤ」(山にいるネコ)、「ヤマピカリャー」(山で光るもの)、「メーピスカリャー」(目がぴかっと光るもの)などと呼ばれていたが、1965年に戸川幸夫によって発見され、1967年、国立科学博物館動物部長であった今泉吉典が論文に記載した
26)16:18 シロハラクイナ インドから東南アジア、中国南部にかけて留鳥として分布し、河川、湿地、水田、マングローブ林に生息するが、山間部の草地でも見られることがあるそうだ!昔からの疑問を思い出した鳥は飛んで移動できるけど、淡水魚はどうやっていろんな川に分布するようになったんだろう竜巻で運ばれた
27)16:18 ヤンバルクイナ 1981年の数年前から山階鳥類研究所の研究者は沖縄本島北部に位置する山原(やんばる)地域で種不明のクイナ類を目撃していたが、1981年に調査を行った結果、2羽を捕獲し、同時に入手された1羽の死体(剥製標本)とあわせて検討された結果、学界に未知の新種であることが判明同年末に和名をヤンバルクイナ、学名をRallus okinawaeとして新種の記載論文が発表された。実は地元の人々にアガチ「慌て者」の名で知られていた確かに慌て者の感じがする!
28)16:19 500万年くらい前まで、本土は海で、沖縄は大きな陸だった
29)16:19 それが200万年前までは「島尻海」と呼ばれる大きな海になって、沖縄と先島はほぼ島の状態になる。この頃に人の祖先ホモ・ハビリスがアフリカでアウストラロピテクスから種分化して誕生してたんだ
30)16:19 200~170万年前には再び陸続きになって、島尻海の外縁が大きな1500m級の山脈が隆起して(島尻変動)、山脈の内側には湖が出来て、現在の弧状列島、沖縄トラフの原型が形成されました
31)16:19 その後170~70万年前に、沖縄トラフがどんどん沈降していって大陸との分離が進みましたこの頃、100万年前にジャワ、78万年前に北京に原人がいたけど、彼らは、我々の先祖じゃないみたい
32)16:19 70万年前~1万2千年前は、鹿児島から台湾までが陸続きになってる状態だったんだこの状態で、25万年前にアフリカでホモ・サピエンスが登場爆発的に地球の中に拡がっていったのでした
33)16:19 その間に沖縄トラフで広範囲に発達した珊瑚礁が雨で溶かされて、琉球石灰岩が形成されたのでした
34)16:20 1万7000千年前から港川人が住んでたってことは、台湾から来たのか、それとも九州から来たのかちなみに向こうにいるのは、25万年前のホモ・サピエンスのイブと言われてるルーシーの復元像港川人は、1967年、さっきバスで通った具志頭村港川の海岸に近い石切場で骨が発見された。身長は男性で約153~155cm、女性で約144cm。全体的に小柄で腕は細めで胴長なのに対して手は大きく、下半身がしっかり、顎ががっしりしていて、硬いものも食べていた
35)16:20 そしてアカウミガメ 竜宮城に連れて行ってくれそうなくらいデカイですアカウミガメ、キウミガメ、アオウミガメ・・・はいないか
36)16:31 そして総合展示室で、琉球王国の繁栄から滅亡、沖縄の近代、沖縄戦、アメリカの支配を経て、現代、未来の展示がバランスよくなされていると思いました(写真はNGなので無し)そして、民俗部門で見られる「おきなわのこころ」はずっと沖縄の地に受け継がれてるような気がしましたこの写真は・・・訪ね来る神々(来訪神)こういう原始宗教的な香りが残ってるところが何とも言えないノスタルジーなんですよね
なかなかの展示物沖縄の島の成り立ちと文化の成り立ちがうまく表現されててよかったと感動するきむきむなのであった次に美術館に行ってみよう