まもなく4月6日で胃がん切除から3年経過
術中に肝転移が見つかり手術を延長して切除
結果としてステージⅣとなったが、1年間のつらい抗がん剤治療を乗り切り
転移・再発無く今に至る。来週は半年毎のCT検査と腫瘍マーカー検査
再発してないことを祈るしかない
まあこの3年、悔いが無いよう、濃く生きてきたので、あまりドキドキしない、悟りの境地か
さて2025奥の細道RERUN第2弾は、前回ゴール矢板から大田原を通り黒羽雲巌寺まで34キロ![]()
芭蕉翁は黒羽で13泊14日
とこの旅で最も長く逗留
俳号が桃雪・翆桃の城代家老の兄弟から手厚くもてなされたとは言え、さすがに長過ぎて、後の芭蕉隠密説の一つの証左とされている
ゴールの雲巌寺は芭蕉翁の座禅の師の仏頂和尚が修行を積んだ地で翁が是非訪ねたかったお寺
ここが最後のジョギング未到地となったので、たどり着けば、奥の細道本当のコンプリートだ
朝一番の東北新幹線で
腹ごしらえに日本初の駅弁(てか駅弁は日本固有なので世界初だ
)大船軒のサンドヰッチ頂きました
鎌倉ハムのボンレスハムとチーズがマッチしていて美味
ちなみに実際はハムサンドはもう一つあります。食べちゃった後、写真撮りました、念のため![]()
矢板にぎわい館は、2020年にオープンの昭和レトロな街並みをイメージした民間の複合施設
左の「やいたのたると Y's brekkie」では、イチゴ
やリンゴ
など矢板産フルーツと養鶏農場「ワタナベファーム」から仕入れた濃厚なブレンド卵の5種のタルト、トースト
、オムライス、3種の卵から選べるTKG(卵かけごはん)セット
もあります
朝から賑わってました![]()
4号線を北に進むとハッピーハイランド矢板
マップに空き家バンクに登録の家がプロットされ格安で購入出来る
ただ最近は業者の格好で室外機とかを盗む窃盗グループがいるみたいだ
データの公開は活性化を促進する一方で、セキュリティと背中合わせ
これまで人類が経験したことがない人口減少期にどうやって立ち向かうか、地方行政で連携していく必要があると思う![]()
かさね橋には、曽良がここで残した「かさねとは八重撫子の名なるべし」の句が刻まれている
那須野で農夫に馬を借りて進んで行くと付いてきた女の子の名前が「かさね」だったという話
どこまでがファクトで、どこからがフィクションか微妙だ
このジョギング日記でも出会った人との会話はオチの観点で少々盛ることがある
関西人なのでオチが無い会話は許せないのだ![]()
箒川の先には、仙台8:06発でE5系10両とE6系7両が連結したやまびこ126号が走ってて![]()
その向こうにはこの川の源流がある高原山
35万年前に大規模な噴火による大田原火砕流が
ここまで流れて来て、川の砂礫が堆積して那須野が原が形成されたって、壮大な地球のドラマ![]()
大田原信金の前に那須与一像。幼い頃から弓の腕が達者で
居並ぶ兄達の前でその腕前を示し、父を驚嘆させ
那須岳で弓の稽古中に、必勝祈願に来た義経に出会い従軍の約束を交わした
弓の腕を上げようと修行し過ぎて
左右で腕の長さが違っていた
なかなか本当っぽい伝説![]()
その与一の平家物語で描かれた屋島での快挙を伝承しているのが、道の駅「那須与一の郷」
の那須与一伝承館。からくり風ロボットとワイドな映像による「扇の的」は、リアルな琵琶法師が登場し、与一の心理描写にも触れられていて、本格的で非常に面白かったです
これは必見![]()
赤いサルビア
夏井いつき先生に「赤くないサルビアあったら持って来い
」と言われそう
だけど、ブルーサルビアとかもあるみたいだ
梓みちよさんの曲とフレーズがやけに印象的
この後帰ってDLしちゃいました
山口洋子作詞・平尾昌晃作曲ったら、中条きよし「うそ」
五木ひろし「よこはまたそがれ」「長崎から船に乗って」何とも言えない詩情豊かな曲たちだ![]()
那珂橋で那珂川を渡ります
那須岳を源流とし栃木から茨城に抜けて水戸を通って太平洋へ
そう言えば、水戸って走ったこと無いんだよね
残る走ってない県庁所在地は盛岡・鳥取・山口くらいか
よし2026年シーズンのジョギングリストに入れることにしよう
この手の蒐集癖は狩猟本能の残存、全種類揃えたい完璧主義、征服欲が影響してるみたい
大目に見て下さい![]()

やはり黒羽の自慢は芭蕉翁の14日に渡る長期滞在
黒羽芭蕉の館があって、正面には馬に跨る芭蕉翁とそれに従う曽良の像
建物の中には芭蕉翁と「奥の細道」の旅の紹介や句会が行える研修室を完備
この写真は17年前のもの、ピントが甘く曽良の慌てっぷりが良く表現されてる![]()
芭蕉翁が自らの座禅の師仏頂和尚が修行した雲巌寺に行きたいと言うと
黒羽の人たちは進んで共に誘い合い
若い人を中心に楽しく騒ぎながら山道を進むと
いつのまにか、麓に着いた
確かにこの国道461号線が何も無くて長かったんですよね
若者と一緒に行ければよかったなぁ
やっとの思いで雲巌寺山門下に辿り着いて、矢板駅から34キロのジョギングをコンプリート
「おおたわら令和の名木選」第28号の
樹齢約555年、樹高39.6mのスギが出迎えてくれた
芭蕉翁来山は337年前で当時約218歳
直径は2/5とはいえ貫禄あるスギだったんだろうなぁ![]()
奥の細道の描写では「山は奥深い様子で、谷沿いの道がはるかに続き、松と杉が黒く生い茂り、苔から雫が滴る、四月なのに肌寒い空の下、雲巌寺十景が尽きた所で橋を渡って山門に入る」
この山門に入るまでの雲巌寺十景のみそぎのプロセスでこころを整え
そして禅行が始まる![]()
句碑の右には、仏頂禅師の「竪横の五尺にたらぬ草の庵結ぶもくやし雨なかりせば」が、左には芭蕉翁の「木啄も庵はやぶらず夏木立」
句の意は「夏木立の中に仏頂禅師の庵の跡があった。『てらつつき』と呼ばれ軒を破る啄木鳥もその庵を破っておらず、師の徳の高さが偲ばれる」
加藤楸邨先生の解説によると、理に偏っていて句が弱くなってる
俳聖の句にも厳しい指摘![]()
2018年に近くの崖上にあったこのスギの根元が崩落しかけて緊急伐採
年輪を丹念に数えると樹齢408年
ひえ~よく数えました
地軸が傾いていることで四季が生まれ、年輪が出来る
なので、四季の変化の少ない熱帯の木は、1年中同じような成長をして「年輪」はできません![]()
中心部を拡大すると、1610年:大杉誕生
1616年:徳川家康公死去
1689年:芭蕉翁来山、1697年:水戸光圀来遊、1701年:赤穂浪士討ち入り
時間という本来は目には見えない次元が物質に刻まれることで見えるようになって、それに人間の営みが結びついているのが感慨深い
この後、雲巌寺前まで運行してくれてる大田原市営バス
に乗り那須塩原駅まで戻りました![]()
というわけで、那須塩原駅で松川弁当店の贅沢な「米沢牛すきやきと鮭はらこめし」を買って
帰りの新幹線で食べて
奥の細道で芭蕉翁が訪ねた全名刹走破を喜ぶきむきむなのであった
さあて次回の奥の細道RERUNは2025年最終話「福島県白河市まで走り、ついに東北地方へ」
次回も見て下さいね~ンガググ
若者に言ったら全然知らなかった
35年前に変わっていた![]()




















