京王井の頭線の神泉駅から東急本店へ向かって行く途中にあるお店。連れが「野菜をたくさん食べたい」と言って連れてこられたのがこの「STAND BY FARM 松濤」。渋谷駅からだとかなりな人混みを抜けてこないといけないが、神泉駅からだと信じられないくらい静かな雰囲気の中を移動できる。
野菜を食べに来ているので、当然野菜づくしである。まずは「在来ファームサラダ」。ケールを中心にその日に収穫された葉物や根菜、ハーブ類などをシンプルなドレッシングでいただきます。最初は気づかなかったのですが、この日のケールは何と「赤紫色」!てっきりケールは緑色とばかり思い込んでいたので、どれがケールなんだろう?と思いながら食べていたのだが、赤紫色のそれがケールとわかって、ちょっとびっくり。野菜は、さすがにどれも新鮮さを感じます。食感というか歯ごたえというか、まだ生きているみたいな感じ?、なよ~ってしていないので食べ応えがあります。
お次は、「在来種野菜の一品」の中から「春菊」。梅つゆだれで食べるものでさっぱりといただける。これまで食べたことのある春菊のサラダはどれも油を使用していたので、それと比べると今回の梅だれはとてもさっぱりとより春菊を味わえる。
同じく「在来種野菜の一品」から「丸葉小松菜」。さっと茹でた?小松菜に生ハムとパルメジャーノをトッピング。白ワインとよく合う。
ここまで野菜ばかりを食してきたが、この店にはお肉もちゃんとあるのでベジタリアンでない人も安心である。注文したのは「地鶏のグリルハーブスパイス」。提供までに少々時間がかかりましたが、これは鶏料理専門店よりもレベル高いかも。かなりなボリュームの鶏肉がとってもジューシーに焼きあがっている。このジューシーさは初体験レベル。難点はボリュームが結構あるので少人数だと厳しいかもしれないってとこかな。
そして、〆の野菜は「ケールのワイルドシーザーサラダ」。とにかくこれでもかってくらいのケールにシーザードレッシングとパルミジャーノがかかっただけのもので、シンプルにケールをたくさん食べられる。
そして、店内には有機農業に関する書籍が飾ってあったので、少し読んでみた。あまり多くは読めなかったけど、こういう本をそろえて置いてあるのって、ポリシーを持って野菜を作っている農家さんからポリシーを持って仕入れているんかなぁ、と感じました。