よみうりランドにて、新型コロナウイルスの影響(※)で開業が遅れていた、グッジョバ!!の拡張エリア「SPACE factory(スペースファクトリー)」が、2021年11月12日(金)にオープン。
※新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う入国制限で、海外技術者が来日できなかったため。当初は2021年3月開業予定であった。
11月12日オープン初日はオープニングセレモニーが行われており、ゲストはお笑い芸人の「空気階段」、タレントの「黒田有彩」さん。テープカットの後、メルマガ会員「よみランアンバサダー」の中から抽選で招待された方を対象に後述のメインアトラクション「リポビタンロケット☆ルナ」の先行乗車。一般営業開始は13時からでした。(屋外のアトラクション「ファイト イッパーツ」とワークショップは11時オープン。)
オープニングセレモニーでは、「リポビタンロケット☆ルナ」の一番最初の乗客として「空気階段」のお二人が乗車する予定でしたが、体格の良い(デブ)の鈴木もぐらさんが、安全バーが収まりきらず乗れないというまさかの事態が発生。結局、相方の水川かたまりさん1人で乗る事となりますが、彼の尋常じゃない絶叫が響き渡るという一幕がありました。
〇メインアトラクション「リポビタンロケット☆ルナ」
スペースファクトリーのメインアトラクション「リポビタンロケット☆ルナ」は、4人乗りの屋内コースター。日本初の「座席がスイングする吊り下げ型コースター」というのが特徴。
建物に入るとすぐ待ち列になり、入口には「リポビタンDができるまで」の工程を説明したパネルがあり、その先は赤と青のライトで彩られた怪しげな(?)通路となっています。
モニターには、リポビタンDのキャラクター「リポビタンマン」がバックストーリー及び乗車中に行われるゲームの説明をしています。
通路の先、階段を上った先が乗り場。こちらが乗車する車両。
アトラクションは最初「リポビタンDを製造する工程」を体験。巻き上げ後、巨大タンクの周りを旋回するコースレイアウトで、タンク内に成分を調合しリポビタンDを作る、みたいな流れになっています。そして2回目の巻き上げの後、記事一番上の写真にあるよう屋外へ飛び出す。この“飛び出す瞬間”にて「拍手」をし、その大きさが最後に評価されるというゲーム要素があります。
再び建物内に戻ると、今度の舞台は「宇宙空間」。小惑星や月の近くを進み、最後は月にある宇宙基地に到着してフィニッシュとなります。ちょっと分かりにくいですが、リポビタンDを作り、月にいる「リポビタンガール」に届けに行く、というストーリーに沿った演出です。だからアトラクション名に「ロケット」と「ルナ(月)」が含まれているのですね。
コースターとしては実際のスペック以上に、スピード感やスリルを感じるもので、大人でも十分満足できるものになっています。身長110cm以上(130cm未満要付き添い)の子供から乗れるファミリーライドではありますが、逆に子供だとちょっと怖いのではないかなと思う。座席のスイングについては、ゆらゆら大きく・激しく揺れるものではなく、ちょっと普通より座席の揺れ幅が大きく感じるくらいですが、スピード感の向上に役立っています。館内の演出も凝っていて、総じて満足度は高いと思います。
〇サブアトラクション「ファイト イッパーツ!」
小型のファミリーライドで、座席全体が水平に回りながらアップダウンします。高低差は小さいものの”浮き”は強く、侮れないスリルがありました(そしてちょっと酔いやすい、かも)。
〇ワークショップ「リポビタンラボ～リポ博士とヒミツの研究～」
実際に錠剤を作る機械「打錠機(だじょうき)」を使って、錠剤に見立てたラムネ菓子づくりができるワークショップ。味はリポビタンD風味のほか、アップル味などもある。
夜、ジュエルミネーションで彩られたスペースファクトリーも素敵です。
混雑状況として、「スピンランウェイ」や「スプラッシュU.F.O.」等と比べると効率は良い方ですが、それでも回転率が低めなのは変わらず、平日でも30分弱の待ち時間が出ることもあります。
(大体建物入口から並び始めて30分待ちくらい。)
ジュエルミネーション開催中のよみうりランドは、午前中は休日含めて空いていますが、午後にかけて混雑し15時のアフターパス発売開始後に一気に混雑する傾向があるので、可能であれば午前中に行く事をおすすめします。