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日本「東京ディズニーシー」でもお馴染みの人気アトラクション「インディジョーンズ・アドベンチャー」 、その元祖は1995年にカリフォルニアのディズニーランドでオープンしたものになっています。このカリフォルニア版を元に日本版が製作されたので、ライドのコース構成など基本的な部分は日本と同じなのですが、ライドの動き方や演出面などが異なり「似ているようで似てない」印象、日本版を経験済みでも新鮮な気持ちで楽しめると思います。
 

○待ち列の構成

場所はアドベンチャーランド、「ジャングルクルーズ」の隣に入口があります。スタンバイ待ち列は入口周辺にジグザグに形成され、上記の遺跡入口でファストパスと合流。なのでファストパスでも10~15分程度待つこともあります。
 
乗り場まではかなり長い道のりです。これは土地の関係で「ジャングルクルーズ」の奥地にアトラクションを作ったためです。待ち列内には壁や天井から槍が出る「遺跡トラップ」など見所が多数。
 
ちょっと開けたところ。天井には「マーラ神」の壁画があります。マーラ神の瞳を見ると災いが起こると言われているが・・・。その先には日本版の「パコ」に当る、インディジョーンズの助手が作成したストーリー・アトラクション注意事項が流れています。
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ライド乗り場は日本版とほぼ同じです。
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○アトラクション本編

ジープ(ライド)に乗り、遺跡を進むと3つの扉。以前はこの3つのうち1つ扉が開いて「コースが3つからランダムに選ばれる」ように見える(※実際は3つどのコースを選んでも同じコ-スになる)演出がありましたが、現在は廃止されているようです。プロジェクションマッピングによって、扉が怪しく輝く。
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その先にいるのは「マーラ神」(日本版では「クリスタルスカル」)。マーラ神にもプロジェクションマッピングで映像が映し出されます。映像は何種類かパターンがあり「瞳が開いて顔がひび割れ動き出す」、「雷鳴が光る」、一番凄いのが「蛇やムカデなど虫がわきだす」なんて映像もあるようです。
 
その先は前述のよう、日本版とほぼ同じ構成。ただ、ライドの動き方が違います。日本のより激しくガクンガクン動く感じで、ライド自体も止まる動くの繰り返しが多かったと思います。
 
「虫の大群」シーンは日本の壁一面にいるのではなく、中央から小さい虫が湧き出る感じ。なので日本よりグロテスクではないですが、突然エアー噴射されるのでびっくりする。
 
吊り橋のシーン。カリフォルニアでは中心で一旦止まるため、よりスリリング。
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巨大なヘビの後、日本では小さな「クリスタルスカル」が光るシーンで、代わりに頭上にモンスターの絵が。
日本にある「巨大な顔(クリスタルスカルが変身したもの)が炎(煙)を吐く」シーンはなく、しばらく暗闇を進み所々に光の演出があります。
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壁から吹き矢のシーン。壁の造形が日本とは全く異なります。エアーもとライドの動きが比べ物にならないほど激しい。
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最後は同じく「巨大な岩が転がってくる」シーンですが、日本版とは違い「岩を避ける真っ最中」にライドからメインテーマが流れます(日本版はそれが終わりインディジョーンズとの会話で流れる)。映画と同じアクションの佳境でメインテーマなのでテンションが上がり、地味に良い相違点です(日本版はなぜわざわざ変更したのか…?)。なお、ライドフォトはありません。
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ちなみに、自分も最近知ったのですがこの岩が転がってくるシーンで「ライドが後ろに下がる」と誰もが思っているでしょうが、これライドが下がっているのではなく「周りの壁が前に動いている(ライドは揺れているだけ)」ことで、ライド(自分)が後ろに下がっていると錯覚させているみたいですね。