盛岡遠征を少し振り返る。
念願だった福田パンを買いに福田パン矢巾店へ。いわぎんスタジアムから近かった!

岩手名物の福田パン!東北人としてテンションがあがります!

定番のあんバターはあんことバターの塩加減か絶妙で美味でした。黒豆きな粉クリーム。私、きな粉が好きなんです☆美味!美味!そして、てり焼きチキン。てり焼きチキンも好きなんです☆

昼前に行ったんですが、混み始めるところでしたね。地元の中高生が好んで食べてるんでしょうね。学生の味方だ福田パン!

で、いわぎんスタジアムには11時30分ころに着いた。時間の計算が基本苦手みたいで、大体早めについてしまいます。ベガルタ仙台の試合もいつだか、14時キックオフを9時には着いてしまって、キャディーバック?もった若いお姉さんが歩いてて、ベガルタのチアリーダーの方みたいで、あっちはいろいろと準備しなきゃいけないから入り時間がサポよりも早めなのに、女川から出て関係者とスタジアム入り時間が一緒ってどういうことよって思ってしまった。

で、いわぎんスタジアム周辺を散策。いわぎんスタジアムでは盛岡ゼブラさんとボゴーレ.D.津軽FCさんが11時キックオフで戦ってた。盛岡ゼブラさんは彼がいたのでわかったんだけど(開幕戦は女川でお越しくださりありがとうございました。)、津軽さんはわからなかった。えんじ色のユニがまさか盛岡ゼブラさんだったとは。コバルトーレ女川OBの上山愛史選手もスタメンで出てました。

隣のAグラウンドでは女子サッカー・FCゼブラレディース岩手さんが試合を。


HPを見たら、なでしこリーグ入りを目指して、東北2部リーグを戦っているらしい。香港代表が何人かいらっしゃるみたい。ゼブラ三昧ですな。

がんばれFCゼブラレディース岩手さん!

で、敷地内の野球場では都市対抗野球大会の予選が。

電工掲示板を見ると日本製紙の名前が!日本製紙石巻硬式野球部さんが七十七銀行さん相手に戦っていた。

女川から約170km離れた盛岡市で偶然石巻の地名を聞くとテンションが上がるもので、気づけば入場券を購入していた。


私が球場に入ったのはラッキーセブンが終わったあとだったので8回9回の攻撃と守備を観戦。

横断幕。

日本製紙石巻工場といえば南浜にありまして、東日本大震災で工場は津波で被災。そのあと懸命な復旧作業を行い、なんとか再稼働にこぎ着けたという。その辺のドキュメンタリーも一冊の本になってまして、読書家の間では話題になりました


 

 



 

 

たくさんの本が出版されてますが、その殆どが石巻の工場で作られた紙で出来ていると知った時は、知らなかったのでビックリしましたね。紙の質も紙で指を切ったりしないようにと工夫されて作られているとのこと、作り手のこだわりがあるんだそうです。文庫本も出版社によって色が若干、異なるとか。皆さんも読んでみてください。


日本製紙石巻硬式野球部の応援団。社会人野球の応援はマイクパフォーマンスがあって賑やかですね。狙い撃ちとかやってた。で、「おお石巻」という応援歌が存在します。私も知らなかったのですが。応援団のお姉さんが歌ってたのですが。

家に帰って検索したらありました。



この応援歌、調べてみると歴史があり、古くは製紙業界再編で日本製紙に吸収された大昭和製紙硬式野球部の応援歌として誕生。大昭和製紙は静岡にあったが、この「おお石巻」では地名の部分を石巻や北上川に変え存続することに。大昭和製紙硬式野球部は名門だったので、往年の社会人野球ファンの間ではこの曲は有名だったとか。それもそのはず、作詞者はサトウハチロー氏。♪赤いリンゴに唇よせて♪でお馴染み。作曲者は朝ドラ「エール」のモデルになった古関裕而氏。阪神タイガースの「六甲おろし」、読売巨人軍の「闘魂込めて」、甲子園大会の「栄冠は君に輝く」等を作曲された方。

歴史のある応援歌で作詞者、作曲者共に有名人なのに、私は今まで知らなかった…。勉強します。

ちなみに、七十七銀行さんの応援は♪石巻よりも仙台♪のフレーズを繰り返してました。

石巻よりも仙台。ごもっとも。そこで、なにをー!と怒ってはいけないのです。川湊の街と政令指定都市を比べてはいけません。事実、伊達政宗公は石巻と千代(現仙台)と宮城野原のどれかにお城を築城するか迷い、千代を選んだんですから。


都市対抗野球大会東北予選第一代表決定戦の準決勝でしたが、日本製紙石巻硬式野球部さんは5-2で負けてしまいました。9回ゲッツーのピンチで相手サードがエラーした時は、また運があるぞ!と思ったのですが。相手の投手が130球を超える熱投で完投勝ちでした。

公式記録。


で本日、第二代表決定戦をまた七十七銀行さんと戦っていた訳ですが、接戦の末、日本製紙石巻硬式野球部さんが勝って、晴れて東京ドーム行きを決めたみたいです!東京ドームでも「おお石巻」を声高らかに歌って欲しいものです。



そしてコバルトーレ女川の試合を見ようと思ったいたら、隣のAグラウンドから「オーバーザレインボー」が流れてきた。見たら、一人の山形サポさんが応援していた。熱い!コバルトーレ女川のサポも見習わないといけないのでは。

モンテディオ山形Jr.ユース庄内さんが岩手県のMIRUMAEFCさんと試合をしていた。コバルトーレ女川のYouTubeにモンテディオ山形さんの応援が聞こえたのは、これあったからでした。

なんだかんだで、濃い盛岡遠征でした。