天皇杯本選をかけた戦い。相手はソニー仙台FCさん。コバルトーレ女川が代表決定戦に進むのは3年ぶり3回目。10年前は雨の中での試合。当時はNHK県内ローカルで中継があったので、中継を見てました。2回目は3年前。当時はコロナ禍で無観客だったのだ、YouTube中継を見てました。いずれもソニー仙台FCさんに負け、悔し涙を飲むはめに。

そして今年こそは勝って本選は挑みたいところ。

コバルトーレ女川はいつもの3-4-3。
GKは元ソニー仙台FC所属の古川裕貴。DFラインは元ソニー仙台FC所属の三浦祐希、キャプテン黒田涼太、志村弘樹の3枚。笠原啓夢と吉森海斗のダブルボランチに右ウイングが吉川佳介、左ウイングが船木省吾。トップに佐藤稜馬。2シャドーに江幡俊介と野口龍也。

ソニーさんは4-4-2。

試合はDFラインで回すソニー仙台FCさんに対し、3-4-3で構える女川の構図。相手DFラインがボールを持つとき、3トップは相手のボランチへのパスコースを切るようなポジショニングをしているお約束。

先制シーンも相手の中盤のミスを誘発し、江幡俊介がハーフウェイラインからドリブル。中央から右サイドへドリブルしクロス。これをファーサイドにいた野口龍也が決めてコバルトーレ女川が先制。

その後もDFラインでボールを回すソニー仙台FCさんと3-4-3で構える女川の構図は変わらない。選手個人の推進力に勝るソニーさんが圧を加える。たまにミスをしてくれて、コバルトーレ女川はカウンターからチャンスを作る。

1-0でハーフタイム。いつまで耐えられるか。

後半はソニーさんの攻撃に耐える女川の構図。DFラインはよく耐えた。玉際で耐えた。GK古川裕貴の安定感とナイスセーブで再三救われた。そして、相手がシュートを外したりしたのもあった。ソニーさんのDFラインの推進力。行けるところまで行って、ダイレクトプレーで繋いで女川のバイタルを切り裂いて、シュートまで持っていかれて。

失点はセットプレーから。ショートコーナーから決められた。1-1の同点。

逆転もセットプレーのすばやいリスタートからペナルティエリアでGKが相手を倒してしまい、PKを与えてしまう。女川への応援補正で見た私だから、あれは当たってたの?ダイブ(シミュレーション)じゃないの?とは思ったけど、ピッチ目線の主審さんのジャッジはPK。これをGKの逆に冷静に流し込まれ、逆転。2-1でソニーさんリード。

最後の最後に前線に放り込んだボールから決定的チャンスが、ペナルティエリア深くまで行って、決まらず。スタンドからは悲鳴が。そしてそのまま試合終了。

またしても、ソニー仙台FCさんの牙城は崩せず。流れの中では失点しなかったので、セットプレー2発に沈んだのは本当に悔しいが、ここはソニーさんの強さが際立ったのも事実なので、ここはソニー仙台FCさんを讃えよう。1点差の攻防で痺れる試合でした。


審判団並びに両クラブ選手入場シーンを動画で。

整列後の挨拶と握手。


この日のソニー仙台FCイレブン。

この日のコバルトーレ女川イレブン。よく戦った!誇りに思うぞ!







試合後の審判団並びに選手整列。

スタンドに挨拶するコバルトーレ女川の選手、スタッフ。

この結果を受け、表彰状を受けとるソニー仙台FCさんのキャプテン。

準優勝の表彰状を受けとるコバルトーレ女川、黒田涼太キャプテン。

女川サポに挨拶するソニー仙台FCさんの選手達。優勝おめでとうございます!本当に強かった。いつかまた力をつけてソニーさんに挑みたいと思います。宮城を代表して、全国大会がんばってください!