続 三陸で生まれた月~このままでは終われない~-SH380659.jpg


ネットで調べてたら、震災前の女川駅の画像が出てきました。

http//www.uchiyama.info/oriori/shiseki/playback/tiri/

1960年5月22日チリ地震が発生。M7クラスの地震が数回発生。これにより津浪が太平洋を横断、ハワイ島で18m。赤道をまたいで日本には24日未明に到達。女川町には3~5mクラスの津浪が到来。女川町の人災は0。JR女川駅の改札を超えてホームへ行く階段の所に太く青い線が記されています。チリ地震津浪の際はここまで来ましたと、後世に伝える記でした。今は跡形もなくなりましたが。

2011年3月11日(金)。女川町の津浪は14.8m(遡上高21m)。上の画像は高台にある女川地域医療センター(旧女川町立病院)の柱。1.95mの所に記しがあります。女川駅は少し歩けば海岸線と言う所にあります。女川地域医療センターは海抜は16m、ちょっとした山の上にあります。16m+1.95m=約18m。あんまり参考になりそうにありませんが、比較してみました。

ちなみに震災前よく他の宮城県民と会話すると。

宮城県民「女川駅はSuicaじゃないの?」

女川町民「(ムカッ)女川駅及び石巻線はSuicaじゃありません。」

宮城県民「え~!!」

ね。だいたい女川に汽車とはいえ鉄道が通っていること自体が奇跡なのに、なんですかSuicaって。女川で「すいか」って言ったら尾花沢産って決まっているのにね。