きよの漫画考察日記200 タッチ11巻 | きよの漫画考察日記保管庫

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いやーついに来ました第200回!

さてどの作品でこの記念すべき200回を締めるか、第100回がSLAMDANKの「安西先生…バスケがしたいです…」やったきんこれに匹敵する名シーンが必要だ…

検討した結果タッチ最終巻に決定!そーですあのシーンです!




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お月様



さて甲子園地区予選決勝、須見工vs明青は延長10回の表、達也のホームスチールでついに明青が勝ち越し!

達也
「いい試合でしょ。熱くなるでしょ。」
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柏葉監督「おまえも忘れるな。おれはおまえが嫌いだってことをな。」

達也「はいはい。どうせなら徹底的にきらわれてみたいもんですね。」

柏葉監督「…だったら、甲子園にいくんだな。」



そして達也は10回裏のマウンドへ向かう!


「いくぜ、和也。みてろ、南。」



さぁ最初のバッターは三振。しかし次のバッターにはツーベースを許す。そして次の打者はピッチャーライナー!



つーわけでツーアウト二塁、バッターは新田!

そりゃそうだ、ここで新田じゃなけりゃつまんねえ!



しかしここは敬遠を選択した達也。「だれにも文句はいわせねえ。自信をもって甲子園にいっていいぜ。」

しかし!


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さぁ最後の対決!



初球はファール!2球目、3球目、4球目もファール!5球目、6球目もファール!7球目はあわやホームランの大ファール!



さすがに体力の限界を迎えた達也
「南…ゴメンな…」
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ゲームセット!!

5-4で明青!!



まぁ結果は分かっちゃおったけども、いい試合だったよこれは…







そして入院した柏葉監督のとこへ達也と南は見舞い。

達也「なにか話したいんじゃないかと思って…」

柏葉監督「おまえにおれが?何度も同じことを言わせるな。おれはおまえが嫌いだといったろ。」

達也「監督の嫌いはアテにならないからなァ。野球も嫌いでしたものね。とくに明青野球部は…」

「いい風が入ってきますね。夏は好きですか?もちろん嫌いですよね。」

「甲子園に行きます。ありがとうございました。」



監督にそっと手渡す達也。
「リンゴです。」
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達也と南が帰り、クーラーをつけようとする看護婦さんに…

「このままで…」

「夏は好きなんですよ。」



この柏葉監督がおらなけりゃタッチは面白くなかったと断言できるな!





さて南ちゃんのお父さん。

「じゃひとつ。おれと約束してくれないか」

達也「なにを?」

お父さん「何年後でもいいから、南をタッちゃんの嫁さんにしてやってくれ。」

達也「なに考えてんだよ。身勝手なんじゃないか。南は和也の嫁さんにしたかったんだろ。」

お父さん「そんなときもあったなァ。」

達也「和也がいなくなったから、幸い近くに似たような男がいたから、それでガマンしようっていうのかよ!」

お父さん「まあ、そうかたく考えずに…ここで約束したからといって、何年かして南がちがう相手を探してきて、そっちの男の方が南を幸せにしそうだったら、その男と結婚させちゃうんだから。親は子供の幸せのためなら、身勝手になれるんだよ。」

達也「いいんじゃねえの、それで。和也に恨まれる役はその男にまかせるよ。」

お父さん「やーめた。やーめた!本当に好きなら世界中の男を敵にまわしてでもさらってくもんさ。そんな根性なしに南はやらん!」

達也「正解だよ、それ。」

お父さん
「コラ、待て!カッちゃんは南を幸せにしてくれる男を恨んだりするような奴だったのか?え?タッちゃん。」
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和也が死んで2年、まだ早いのかね…



一方達也の両親。

お父さん「しかし、わからんもんだなァ。和也のかわりにまさかあの達也がなァ。」

お母さん「甲子園はそうですけど…南ちゃんにとっては、和也のかわりではなかったみたいですよ。達也は。」

お父さん「できることなら…甲子園だけは和也に行かせてやりたかったな…」

お母さん「和也の本当にうれしそうな顔をみるのはいつも一苦労だったわ。だって、それには達也をほめなくちゃならないんだもの。」





さてついに達也は大阪へ。そして南はインターハイで鳥取へ。



ほんで達也はアイドルの住友里子とデート。もし自分の気持ちが少しでもこの子に揺らぐならば、南への想いがその程度のものならば、南を忘れることも不可能ではない…そんなことを考えていた達也。



一方の南ちゃんは甲子園の開会式の日、泣きながら新体操の会場を飛び出す。17歳、バランスをくずすことだってある…



そんな南の前に開会式をサボって達也が…

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「南のよびだしベルがタッちゃんに通じているんだ。きっと。いつもそうだったもの。南がくじけそうなとき、タイミングよく現れて、南のエネルギーになってくれた。」

達也「和也とちがってヒマだったからな。」

「今日はヒマじゃないでしょ。」

達也
「南を心配してきたわけじゃねえよ。」

「このままじゃ試合にならねえんだよ。孝太郎のバカがしょっぱなからとんでもねえ相手をひいてくれるし。何よりも頼りのエースが、どこをむいて歩いているのかわからねえ状態じゃ…とてもじゃねえけど…試合にはならねえんだよ。」


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達也「ここから始めなきゃ、やっぱりどこにも動けねえみたいだ。」

「もう一度…」

達也「10年後にまた言ってやるよ。」

「10年ごとに一度?」

達也
「ああ。」
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達也「さてと。帰って宿舎で寝てないとな。なにしろおれはカゼひいて40度の熱があるんだから。」


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達也「ひとつだけ約束してくれ。」

「なあに?」

達也「毎年和也の墓参りにつきあうこと。」

「…うん。」





え~私のごとき矮小な人間がコメントするこたぁ何一つございません!

ただひとつ疑問なのはアニメ版だと電話で告白、キスシーンも無しだよなぁ。なんで変えたんでしょ?こっちのほうが全然ええとおもうけど。甲子園の開会式をサボるってのがまずかったのかね?



ちなみにこれが最終回ではないよ。あと1話続く。最後のカットは…

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もう言うこたぁねえ!