きよの漫画考察日記 -3ページ目

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...



ランドセル


エピソード72「命がけの復活 第3の選択/黒衣の騎士」銃で撃たれたコナンくんの手術は無事成功。

緊急時に病院で献血するのはよく見るシーンですが、そもそも病院に血液が足りないなんてことあるんですかね?そんな管理能力の甘い病院なんて存在しなさそうな気がしますけど…


そして大阪からお見舞いが。

お見舞いには臭いのキツいユリやスイセンはダメ。シクラメンは名前がダメ。アジサイは枯れていく様子がダメ。椿やチューリップは花が落ちるのがダメ。菊は葬式の花だからダメ。鉢植えは根付くからダメ。結局はお見舞いに花なんて送っちゃダメだということですよw


そして高校の学芸会で毒殺事件発生。

人を殺す毒物としてはやはり青酸カリが最もポピュラーですわな。他にも青酸ソーダ、トリカブト、VXガス、サリン、ヒ素、テトロドトキシン等々、殺人事件に使われる毒物は様々です。かく言う私は毒物劇物取扱責任者という資格を持っていますが、実際に毒物なんてまず手にする機会がありませんからね…


そんなこんなでついに復活。

工藤新一が生きていることは黒の組織に伝わらないようにオフレコなんですが、まぁ高校で姿を見せるくらいなら大丈夫なんでしょう。今みたいにSNSが発達しちゃった世の中では一発アウトですけどね…


さて被害者に青酸カリを飲ませたトリックは…


氷食べるのはついついやっちゃいますよね。やっぱ貧乏性と言われてしまうとそれまでなんですが、あの欲求は止められないんだよな…


そして犯人はどこに青酸カリ入りの氷を処分したのか?

酸化還元反応、懐かしい言葉ですな。学生時代この辺りで化学から逃げ出してしまった記憶もありますが、今改めて勉強してみると科学や物理って面白いですよね。最近ハマり気味です。


さて新一がこれに気付いたポイントはここ。

パーカーのフードを雨除けに使う人の方が少ないような気もしますがね…


さて今回の動機は…

歪んだ意識を持つ医者ってのはよく登場するところですな。ただ気持ち悪いのは、まだ高校生の女の子と婚約してたという事実です。いくら政略結婚だとはいえ、女子高生と婚約なんてしますかねぇw


そしてここで新一から一言。

まぁ殺人理由の理解はできても納得はできないというのは分かるような気がします、がしかし人間の本質に目を瞑った考え方だとも思いますね。人間は人間を平気で殺す生き物ですよ、それは歴史が証明しています。そもそも人間に「倫理」なんてものは本質的に備わっていないでしょ…


エピソード73「命がけの復活 帰ってきた新一…&約束の場所」

まずは殺害シーンから。

女性とキスをしながら射殺、まぁアリバイ作りとしてはアリな方法ですな。当然発砲音を誤魔化せればという条件付きですが、キスするときなんてだいたい女の方が集中してるもんだからねぇ。


さて目ざとい新一。

確かに女の子の左耳触るのに左手使う男なんていませんわな。まぁこーゆーミスを残してくれないと推理が進まないからなぁ…


さらに犯行状況を特定していく新一。

女性が口紅を直すのは食事かキスをした後、まぁ男目線としてはどーでもいいんですけどね。むしろあの時間は男性側としても息抜きの時間としてちょうどいいですしw


そして最後の決め手は…


まぁ口が滑って破綻するタイプの犯行でしたが、まぁこれが決定的物証かというとそんなわけはないので、まだゴネる事も可能だとは思いますがね…


さて恋人の父親を殺そうとした動機は…

被害者は別に殺されるような非道な行為をしてるわけではないし、父親が自殺したのは父親の責任ですわな。実際は復讐ではなく、会社の乗っ取りの方がメイン動機だったんじゃないの?って感じてしまいますね…


さてこのホテルのレストランを選んだ新一の真意は…

両親のプロポーズの場所なんて、子供が知ってるもんなんですかね?まぁ俺の両親の世代なんてほとんどが見合い結婚ですからね、プロポーズもクソもなかった時代だったのかもしれないけど…


ラストはエピソード74「意味深なオルゴール」まずは人探しから。

ベル友とはまた懐かしいフレーズがきたもんですな。ちなみに俺がポケベルを初めて買ったのは確か高校2年生くらいだったと思うんですがね、その頃はそもそもメッセージ送ることすらできませんでした。番号しか表示されないので、いちいちそれを50音に脳内変換してましたもんね、今考えると懐かしいわ…


さてベル友が残した暗号は「春よ来い」

「春よ来い」はもうユーミンの歌だと認識されていそうですが、もちろん元は童謡ですな。懐かしすぎて歌詞覚えていないので、40年ぶりくらいに歌ってみましょうか。

「春よ来い 早く来い

歩きはじめた みいちゃんが

赤い鼻緒の じょじょはいて

おんもへ出たいと 待っている🎵」

じょじょとは草履のこと、おんもとは家の外という意味ですな。春よ来いってこんな渋い歌詞だったのか…


さて障子に映し出された高速移動する老人の影、そのトリックはこちら。

これを見て実際に老人の影と見間違うかどうかは、やってみないと何とも言えませんな…


さらに暗闇の中琴を落としたトリック。

これも都会育ちの人には分からんでしょう。田舎ではみんな手探りでこのヒモを探してたもんです。それに田舎の家の夜ってのは考えられないほど真っ暗なんですよ、ホントに一寸先が見えない闇ですからね…


さて今回の事件の動機は?

家計が厳しかったので客を追い返したかったという、なんとも貧しい動機。まぁお爺さんの遺産をあてにして買い物するような情けない子供達にはもっと罰を与えても良いと思います。


そんなこんなで暗号も解けました。


見つかった手彫り切手、2億円の価値があるということですが…これはいわゆる1872年に発行された「桜切手」という切手でしてね、日本で2番目に発行された切手です。これが未使用であるのならば、1枚5000万円という値段がつく可能性もなくはないレア切手ですね…

ちなみに世界で最もプレミアの付く切手がこれ。

1856年にギアナで発行された「British Guiana One Cent Black on Magenta」というこの切手、総発行枚数は3枚w現在までに発見されているのは1枚だけであり、その金額は9億7000万円wまぁ世界に1枚しかないんじゃな…