きよの漫画考察日記2358 キン肉マンⅡ世究極の超人タッグ編第25巻 後編 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

ふぃ〜終わった終わった、本編に戻りましょう。ようやく決勝戦が始まります。
全部で11試合もやってましたっけ?ちょっと振り返ってみましょう。
第1試合 マッスルブラザーズ・ヌーボーvs地獄のカーペンターズ
第2試合 ジ・アドレナリンズvs鬼哭愚連隊
第3試合 ヘルズ・ベアーズvsチーム・コースマス
第4試合 世界五大厄vsテガタナーズ
第5試合 スーパー・トリニティーズvsヘル・イクスパンションズ
第6試合 ザ・マシンガンズvsカーペット・ボミングス
第7試合 マッスルブラザーズ・ヌーボーvs2000万パワーズ
第8試合 ジ・アドレナリンズvs世界五大厄
第9試合 ヘルズ・ベアーズvsヘル・イクスパンションズ
第10試合 マッスルブラザーズ・ヌーボーvsザ・マシンガンズ
第11試合 ヘル・イクスパンションズvs世界五大厄
ちゃんと11試合やってますな。初代キン肉マンでのタッグトーナメントが全7試合だった事と比較するとちょっとボリューミーだった感はありますかね…

つーわけで選手入場。の際にこの超人が登場。
ステップマン!
この超人を考察し始めると長くなるんですよね…まぁとりあえず学研の図鑑を見てみましょう。
よゐこの濱口が考案した超人という事で知名度はそれなりにある超人なんですが…実はステップマンという超人は2人います。

よゐこ濱口が投稿したステップマンは本来こちらなんですよ。この元祖ステップマンが本編に登場した際には濱口のとはまるで別物の超人になっていたという事です。いわばゆでたまごがアイデアだけ盗んだようなものです(笑)
とはいえ、濱口の元祖ステップマンもちゃんと登場してはいるんです。
キン肉マン生誕29周年を祝って週刊プレイボーイに掲載されたんですが…実はこのページは単行本未収録なんです。なのでここに掲載された読者投稿超人を考察する機会はここしかないので、頑張って全員やっちゃいます!
ジ・エレメント!
ウォーズマンの劣化バージョンですな。コストパフォーマンスに優れているとはいえ、超人強度30万ではウォーズマン  には遠く及びませんな…
ヒョウ!
中国出身のカンフー使い、もちろん需要はありませんね(笑)
グレネード・ボマー!
アフガニスタンっぽい超人ですな。ちなみに「マイトガイ」とは「ダイナマイトのような男」という意味であり、日本人で例えるなら当然小林旭一択です(笑)若い人には分からないか…
ザ・破壊!
名前が良いですよね。中学校で入学式後の自己紹介で「はじめまして。ザ・破壊です。」なんて言ったら3年間笑われて過ごすことになりそうです(笑)
釣鐘大王!
青銅製だけあって体重26.3tというのは非常に重い数値です。ザ・魔雲天やサンシャインが1t、タイルマンでさえも5tですから。キングザ100tさえいなければ超人界一の巨漢超人になれたんですけどね…
ザ・ワイルドガン!
超人パワーを発射するという非常に珍しい超人。確かにバッファローマンも超人パワーを玉にしてロビンやウルフマンに飛ばしてましたからね、そういう使い方もできるんでしょう。
ジ・オイスター!
オイスターといえばもちろん牡蠣の事ですが、欧米人はアコヤガイの事もパールオイスターと呼んでしまうそうです。ホントざっくりしてるなぁと感じると同時に、日本語の深みを再認識させられる超人です。
ギガバイト!
ロボ恐竜超人という特性溢れ気味の超人。ただ…身体の半分あるというロボ部分があまり見えてこない感はありますね…
ミスターブレイン!
弱点は完全に脳の部分ですね(笑)でもこのデザインがジャスティスマンに流用されたのかもな…

ダイオウ!
超人のモチーフとしては使いやすそうな水生生物ですが、本編で活躍できたのはアトランティス・ゲッパーランド・マーリンマンなど魚類ばかりで、それ以外ではクリオネマンと天タコルズくらいしかいないのは意外なところです。案外こういう超人が本編に採用されるのかも。
ダーク・ウィルス!
超人病院に軟禁されている理由が切ないですな。ダーク・ウィルスは何も悪いことをしたわけじゃないのになぁ…
ザ・文房具!
鉛筆・定規・ハサミ・カッター・シャーペン・万年筆・消しゴム・コンパス・のり・鉛筆削り、ここまで揃ってればもう完璧です。他に必要なのは…分度器くらいのもんです。
ウナギマン(2代目)!
もちろん初代ウナギマンは超人オリンピックで蒲焼きになったあのウナギマンです。超人という生物は親子関係だけではなく代替わりもあるということですな。落語界みたいに師匠弟子関係で名跡が受け継がれていくのかも。
キング・ローチ!
ゴキブリをモチーフにしたのはゴキブリ家族以来ですかね。それにしてもこういう超人を中国出身にしちゃっているところに日中関係の冷え込みを感じます(笑)
ブラッシュマン!
ブラッシュマンも中国出身であることが判明した途端に安っぽく見えてくるのは、日中関係が冷え込んでいる証拠なんでしょうな(笑)

デコピーン!
この指の形は「コルナ」と呼ばれ、確かにサタン崇拝の意味があるんだそうです。まぁ我々がこの指の形をする時といえば、野球で2アウトを表す場合、もしくはスタンハンセンのモノマネをする場合、又は男塾の三号生羅刹の兜指愧破を打つ時くらいのもんです(笑)
グリムマン!
デンマーク出身超人といえばケンダマンですが、デンマークで有名な物といえばやはりグリム童話だということですな。いやいや、ちょっと待て。確かにデンマークは偉大なる童話作家アンデルセンの出身地だけど、グリム童話の作者であるグリム兄弟はドイツの人でしょ(笑)

ホッチキスマン!
ホッチキスをステープラーと呼ぶかどうかは別として、ホッチキスの「針」と呼ぶのに俺は抵抗があります。俺はあれはホッチキスの「たま」と呼んでいますけど。ちなみにNHKの調べによると「針」派が46%「芯」派が26%「たま」派が19%だったそうですが…じゃあ残りの9%は何と呼んどるんでしょうか(笑)

カキ・ゴーラー!
かき氷を「無限に」作り出せるのではなく「ほぼ無限に」という表現が保険をかけてるようで可愛らしいですな。「冬になると南半球へ旅立つ」というのも、超人レスリングというものを主眼に置いていない点で逆に好感が持てます。デビル・炒飯!
名前に「デビル」と入っているのに正義超人ですな。この学研の図鑑では所属不明の超人はことごとく正義超人にカテゴライズされており、正義・悪魔・完璧の比率が8:1:1くらいになっています。超人界では正義超人が圧倒的多数派を占めておるんですな…


ふぃ〜やっと終わりました。ステップマンの登場により相当脱線してしまいましたが本編に戻ります。
大方の予想通りあの超人が4代目キン肉マングレートとして参戦することになりそうですね…

さて観客席にはこんな人の姿が。
万太郎LOVEのカードを掲げているのは…フィオナですよね。キン肉マンはⅡ世も含めて全て読んでいるという読者の中でもオール超人大進撃だけは読んでいない人は多そうですが、やはりそこまで読んでこそのキン肉マニアです。読んでいない人はBOOKOFFへ行きましょう。