きよの漫画考察日記2187 シグルイ第14巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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カブト

さて藤木との戦いに向けて備前長船の刀を手に入れた伊良子。
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ぶははっ爆笑いくも大変だなぁ…

さてここで高熱に倒れる藤木。
{3E659E18-2F8B-4AF3-82CB-0067EFC760B6}江戸時代の医学なんてそんなもんでしょうな。ある程度の外科的治療はできたのかもしれませんが、抗生物質が無いというのが致命的ですよね…

そこに突然お見舞いに現れたのは伊良子。
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狒々の霜、つまりお猿さんの頭の黒焼きです。こんなもんお見舞いに持ってこられたら嫌がらせ以外のなにものでもありませんがね(笑)

そして幼少期を思い出す藤木。
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スイカの皮はさすがに厳しいですね。リンゴや梨なら皮ごといけますが、スイカやメロン、みかんにキウイあたりは皮付きではちょっと手が出せないか…

そんなこんなで回復した藤木。
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ハッピーエンドへ向けて一直線という感じにも受け取れるんですけどねぇ…

さてここでこんな人物も登場。
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伊達政宗!
政宗は1636年に没するまで家康、秀忠、家光の3将軍に仕えてます。他の有名所の戦国武将と比べて政宗はやはり若いですからね…
ちなみに当時の戦国大名、織田信長が35歳時の年齢表というのがありました。
毛利元就・・・・・72歳
武田信玄・・・・・48歳
明智光秀・・・・・41歳
上杉謙信・・・・・39歳
織田信長・・・・・35歳
豊臣秀吉・・・・・33歳
長宗我部元親・・・31歳
徳川家康・・・・・27歳
石田三成・・・・・・9歳
真田幸村・・・・・・2歳
伊達政宗・・・・・・2歳

こうしてみると政宗が若いのがよく分かりますが、意外なのは明智光秀と石田三成の年齢ですね。なんとなく明智光秀は信長よりも年下だと思っていたし、家康と三成の歳が18も離れてたとはねぇ…

さてさて駿府城へ出立した藤木、途中伊良子とすれ違いますが目を合わせません。{E08B021B-210A-4EB0-B075-60024643299E}
ボクシングとかでさ、試合前から闘志剥き出しで挑発し合うのはお約束の光景ですが、あれはあれで意味があるんですよね。にこやかに握手するような関係からじゃ本物の闘いは生まれないんですよ…

そんなこんなで御前試合に出場する剣士が勢ぞろい。
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第1試合を戦う藤木源之助、伊良子清玄両名の後ろにいる屈木頑之助と笹原修三郎が第4試合で、その後ろにいる月岡雪之介は第3試合で黒川小次郎という剣士と戦うことになります。駿河城御前試合は全11試合ですが、まぁ第1試合だけでお腹いっぱいですわ…

さてこの中にはこんな人もいました。
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座波間左衛門!
第2試合に登場することになる剣士です。身体中傷だらけですが、これは容姿端麗な者に斬られることに快感を感じてしまうという性癖によるもの。究極のドM剣士です(笑)

そんな座波と戦うのは紅一点のこの娘。
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磯田きぬ!
座波間左衛門とはいとこ同士なんですが、夫の仇討ちということでこの後なんとか座波を倒し、駿河城御前試合の数少ない生き残りとなります。がしかし、試合後に徳川忠長がきぬに夜伽を命じるわけです。きぬに想いを寄せていた藤木源之助と第8試合勝者の小村源之助はきぬを連れて逃亡を図るものの、追っ手として選ばれた笹原修三郎と第7試合勝者の片岡京之介とそれぞれ相討ちとなり、最後にはきぬも自害して出場者はことごとく死亡するというのが原作の駿河城御前試合の結末です。藤木がきぬに想いを寄せていたというのがこのシグルイからは信じられませんが、まぁなんにせよ救いようのない結末ですよ…