きよの漫画考察日記2162 MAJOR第76巻 | きよの漫画考察日記

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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野球

さてJr.の打球が頭に直撃しちゃった吾郎。
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幸いにも日米ともにピッチャー返しによる死亡事故というのは未だありませんが、そのうち発生しても何もおかしくはない。投手がヘルメットをかぶらなきゃいけなくなる時代がいつか来るのかもな…

つーわけで病院に運ばれた吾郎。
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俺は生死の境を彷徨ったことはありませんが、やっぱり誰かが夢に出てきてくれるもんなんでしょうかね。俺の両親は健在だし、爺ちゃんは顔も覚えてませんからね、そうするとやっぱ出てきてくれるのは婆ちゃんなのかなぁ…

さてこうなるとJr.も大変です。
{F704CDA0-D37E-4F10-9BD8-97750F5ECB2E}ピッチャー返しってのは打った打者も辛いんですよね。だから俺は女の子がマウンドに立つのには反対なんです、少なくとも硬球はダメですよ…

そんなこんなで翌日の優勝決定戦、マウンドに立つのは眉村!{92D5E4FB-DFD2-4EF7-A45D-23DEF2BF04FD}
日本人選手で過去チャンピオンリングを手に入れたのは、伊良部秀輝、井口資仁、高津臣吾、田口壮、松坂大輔、岡島秀樹、松井秀喜、上原浩治、田澤純一、川崎宗則、青木宣親の11人。ここに野茂とイチローの名前が無いのもまた皮肉なものです。ダルやマー君でも手に入れられるかどうかは分かりませんからね…

そんな眉村を日本から見守る家族。
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これは軽く驚きましたね。早乙女静香、海堂高校二軍監督がここで再登場するとは。まぁ年齢的に見れば眉村よりも10歳くらい年上という事になりそうですけどね。眉村が高校1年の時にはもう二軍監督だったんだから…やっぱ10コは上でしょ。この2人の馴れ初めはどんな感じだったのかなぁ?

さてそんな眉村は亡き母親のために投げてました。
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いい話なんですけども、最近はドラフト会議の時点で母子家庭で育った選手をことさらに特集して美談に祭り上げるパターンが多すぎて辟易してるところもあります。そりゃ裕福な家庭で何の不自由もなく育ってきた選手を特集しても番組としては何も面白くはならないんでしょうけど、それにしたって制作側の下心が見え見えなんですよね…

さてこの大舞台でノーヒットピッチングを続ける眉村、しかし7回表にピンチを迎えます。
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こういう場面での寿也の勝負強さは常軌を逸しておるからねぇ…

ちなみに眉村は高校時代にあのEL学園相手にノーヒットノーランの経験がありました。{81ABBF67-BDD3-4891-B916-1F7114BADA38}
甲子園でノーヒットノーラン、達成する方からすれば快挙ですが、やられた方からすればこれほど悔しい負け方はありません。松坂にやられた京都成章が有名ですが、他にも宮城東北や仙台育英、熊本工とかもノーヒットノーランを食らった経験があります。名門校がノーヒットノーランやられちゃうと屈辱だよなぁ…

そんな高校時代の事を覚えてた寿也、ウイニングショットを読み切ってました。{1C7C0319-003A-403A-8CA3-2B84BE18BC32}

{6FDE9382-001C-4207-B2F9-D33CA7D99404}球種の読みがドンピシャで当たった場合、最も打ちやすいのはカーブかチェンジアップでしょう。逆に打ちづらいのは高速シュートのようなツーシーム系のボールですかね。どうしても打ち損じが生じてしまうよな…

さて寿也の満塁ホームランで追いついたものの、すぐに勝ち越されたホーネッツ。こーなってくると安静になんてしていられないのが茂野吾郎という男です。{92CBE12F-A704-4F7A-868A-D35E690AFBF0}
野球漫画というものはどうしてもその展開上試合の終盤にドラマを起こさざるをえませんからね、吾郎をクローザーに持ってきたのは英断なのかもしれません。高校野球を題材にして抑え投手が主人公なんてのはあり得ませんが、プロ野球が舞台となっているのであれば抑え投手を主人公にするのはアリだな…