さて鷲巣麻雀2回戦はオーラスでアカギが9,200点リード。鷲巣は満貫ツモかハネ満差し込みの手を作らなければいけないんですが… しかしそんな鷲巣に西を通したアカギ、なんとかテンパイしたところで五筒を引いてテンパイ形選択の機会が。
この3種と言っていますが、実際には打二萬で一萬三萬のシャボ待ちという選択肢もありますけどね…
そしてここでアカギが凄いことやります。
このリーチの何が凄いかというと、点差が9,200点の状況下だということです。麻雀の弱い奴ならここでリーチもあるでしょうが、上級者なら絶対にリーチはかけません。これをやっちゃうと鷲巣の1着条件が満貫出アガリでもよくなっちゃいますからね…
つーわけでチャンタ發ドラ2の満貫でカン二萬待ちだった鷲巣、鈴木に西を切らせて發西ドラ3の形に変えて三萬を差し込ませますが…当然アカギが頭ハネ。
これは凄い悪魔的戦略ですよ。リーチすることによって鷲巣のハードルを下げさせ、完璧にコントロールし尽くしてますから。まぁ鷲巣も少し迂闊だったなというところはありますけどね…
ちなみにドラは西。これはアカギには厳しいね…
