きよの漫画考察日記889 キン肉マンⅡ世第4巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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お月様

さて新世代正義超人1期生2期生入れ替え戦、クリオネマンvsセイウチンはクリオネマンの圧勝。つーかセイウチン弱ぇ!

そんなセイウチンの妹ドロシー、万太郎にムチャクチャなお願いをします。
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アイルランド出身のセイウチン一族、なぜか山形弁でしゃべるんよね(笑)


さてお次は万太郎の試合。対戦相手は…
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デッド・シグナル!
また出てきた色モノ超人。なんとなくミスターVTRの血縁者っぽい印象を受けるな(笑)
ちなみにこのデッド・シグナル、超人強度は80万パワー。まぁそんなもんか。そして注目すべきはその体重。なんと692kg。これは超人レスラーの中でもかなり重い部類に入ります。
ではここで問題。超人の中で最も体重が重いのは……ぶっちぎりでキングザ100tですが、2番目に重い超人は誰でしょう?(ヒント 魔雲天・サンシャイン・ゴーレムマンは体重1t、こいつらより重い)


正解はこちらの超人。

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なんとタイルマンは体重5t!無駄に重い(笑)


つーわけで見たまんま交通標識を使って戦うというスタイルのデッド・シグナルでしたが、致命的な弱点発覚。
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あまりにも交通ルールを遵守することを美徳としておるがゆえに、万太郎がリングに描いた「徐行」の文字に反応してしまい…
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致命的すぎる(笑)

さらに万太郎が描いた横断歩道にも反応してしまい…
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デッド・シグナル、正義超人のわりには口が悪いな(笑)

そしてこの迷い犬がデッド・シグナルの作り出した踏み切りの中に立ち入ってしまいます…非難されるのを承知で交通ルールを破り踏切内へ侵入する万太郎!
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ちょっとさ、交通ルールというものに一言物申してもええかね?
俺ら関西人ははっきりいって交通ルールというものは守りません。赤信号?もちろん渡ります(笑)これに対して関東人ってのは信号を律儀に守る。車が通らなくてもまぁ待ち続けるのなんの。どちらが正しいのか議論するつもりはないけどさ、関西人目線から言わせてもらうと関東人ってのは信号は守るけども左右の確認を全くせーへんねん。つまり信号が青になると左右も見ずに横断し始めるし、踏み切りが開くと左右を確認せずに渡り始めるねん。これは俺には考えられへん。信号や踏み切りを何でそこまで信用できるの?って思うねん。
関西人は信号や踏み切りを守らへんよ。でもその代わりに自分の目と耳をフルに活用しとる。信号が赤だろうが青だろうが関係ない、踏み切りが開いてようが閉まってようが関係ない。とにかく自分の目と耳だけを信頼してる。だってさ、自分の命や他人の命がかかっておることやろ?それなのに信号や踏み切りを盲目的に信じて行動する関東人の気がしれんのよ、俺は。
青信号なのに突っ込んでくる車はおる、踏み切りが開いたからって電車がこないとは限らない、だとすれば頼れるのは自分の目と耳だけであって、そうであれば信号や踏み切りを守る意味なんて無いでしょ?別に信号無視を推奨してるわけやないけども、信号に操られてる関東人を見てるとそのうち大事故に巻き込まれそーな気がすんのよね…

そんなわけで万太郎は仔犬を救出。
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仔犬を助けたこのテリーマンの美談は2世でもちょくちょく出てくるけども、忘れちゃいけないのはこの時新幹線を押して仔犬を危険に巻き込んだのもテリーマン自身だとゆーことです。そこを冷静に考えるとそれほどの美談でもない(笑)


さて入れ替え戦最後の試合、テリー・ザ・キッドの対戦相手は…
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スカーフェイス!
どー見ても頭身が不自然すぎるでしょ(笑)まぁ頭身うんぬんは抜きにしてもここはキッドの勝ちでしょうな。スカーフェイスはどー見ても引き出しの少なそうな単なるパワーファイターって感じやし、キッドが負けてジェイドvsスカーフェイスの二期生対決じゃつまらんし。この対戦、キッドの勝利は鉄板でしょう。

…そんな俺のチンケな予想はぶっ飛ばされました。俺、油断してました。ゆでたまごには全てを覆すこの技がある事を忘れていました!
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ここでオーバーボディかぁ!!
過去にマイルドマンを瞬時にしてビッグ・ザ・武道へと変身させたゆでたまごの秘奥義ですな。「巨漢の超人が出てきたらとりあえずオーバーボディを疑っとけ」というのはキン肉マニアの常識、この常識を忘れていたなんて…ホント油断してました、俺。

そんなわけでスカーフェイスの正体は…
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マルス!
あ、こいつだね、入れ替え戦の決勝で万太郎と戦うのはこいつだね(笑)

さーて正体を現したスカーフェイス、キッドを子供扱いしたあげくにキン肉マン史上に残る凄い技を披露してくれます!
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アルティメット・スカー・バスター!
たしかにこのバスターはアルティメット(究極)です。キン肉バスターの弱点である首のロック、これをこんな形で改善してくるとは想像できませんでした。この体勢じゃ6を9にすることもできないだろうし…このバスター、間違いなく究極です!


そんなこんなで二回戦へ勝ち進んだのは万太郎、クリオネマン、ジェイド、スカーフェイス。その記者会見、ジェイドの代わりに登場したのは…
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ブロッケンJr登場!
う~ん、おっさんになっても渋いねブロッケンは…

さてここからはブロッケンJrの昔話。キン肉星王位争奪戦が終わりドイツへ帰ったブロッケン、祖国の平和のために尽くすつもりが東西ドイツは統合され平和がもたらされてしまいました。やる事のなくなっちゃったブロッケンは…
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なんとこのまま20年も飲んだくれ(笑)

そしてブロッケンの悲痛な叫び。
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ブロッケンの最大の悲劇はさ、闘うことしか能がないのにその闘いで結果を残せないことよな(笑)

そんなブロッケン、54歳にしてやっとジェイドに出会います。
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なぜブロッケンが54歳かというとこの時ブロッケン自身が言っておるのよ、54年間の格闘超人生活の中で得た技術をジェイドに伝えると。だとすると現在ブロッケンは63歳だということになりますが、これはおかしい。なぜならこの時点でキン肉マンが54歳だから。キン肉マンより2つ歳下だったブロッケンが9つ歳上になるのはおかしすぎる。
たぶんね、ブロッケンは20年も飲んだくれてたから自分の年齢も曖昧になっちゃってたんでしょう(笑)

だけどね、ブロッケンの師匠っぷりはなかなかです。ベルリンの赤い雨、その極意にはシビれます。
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「皮を斬らせて肉を斬る 肉を斬らせて骨を斬る 骨を斬らせて髄を斬る」
肉を斬らせて骨を斬るまではよく聞く話やけども、その先があるとはさすがベル赤。骨を斬らせて髄を斬るなんて初めて聞きました。


さてたった1人勝ち残った万太郎はもちろん戦いから逃げ出しますが、心停止になりつつも電気ショックを受けて生きようとするキッドの姿に奮起します!
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なんだこの医者は。ドクターボンベの弟子か?それとも超人専門医ってのは皆こーゆーフェイスガードっぽいのを付けておるのか?