さてステカセキングとブラックホールの参戦というとんでもない展開で終わった38巻、そしてこの39巻の始まりの舞台は東ドイツ、ブランデンブルグ門。もちろんブロッケンJrは来ません。待ち構えるクラッシュマンの前に代わりに現れたのは…
？「聞こえなかったか？」
20数年振りにカーメンに出会えて分かったことが一つある。俺、カーメンが好きだ（笑）
もちろん俺はロビンマスクマニアを自負しておるけども、カーメンも好きだわ。自分の正直な気持ちに今気付いた（笑）
さぁやっちゃえカーメン！
さて舞台は変わってロンドンはテムズ川。ブロッケンJrの代わりにカーメンが来たということは…ロビンマスクの代わりは？
そしてラストはグランドキャニオン。ここで突然岩壁に向かって話しかける武道。
なんか魔雲天は7人の悪魔超人のトリを飾るのが似合うね。ただ問題は、今回の魔雲天が期待薄だという点。完璧超人のボス格である武道が相手だとは運が無さすぎる…
そんな期待薄の魔雲天、いきなりやっちゃいます！
つーわけで対戦カードが出揃いました。
ターボメンvsステカセキング
ダルメシマンvsブラックホール
クラッシュマンvsミスターカーメン
マーリンマンvsアトランティス
ストロング・ザ・武道vsザ・魔雲天
ピークア・ブーvsキン肉マン
予想するとまぁキン肉マンとストロング・ザ・武道は勝つでしょ。そんでね、ダルメシマンとマーリンマンは見た感じ引き出しが少ないねん。オーバーボディっぽくもないし。よってブラックホールとアトランティスが勝利。とするとステカセキングとミスターカーメンは………負けるなよカーメン！
その頃東京ドームにはバッファローマンが登場します。がしかしこのバッファローマンが意外な行動に！
そしてラスト、この超人もバッファローマンと共に登場！
バッファローマン「我ら悪魔超人の同胞たちが完璧超人の仕掛けた決闘場へ上がったのは正義超人の助太刀のためじゃねえ。またおまえたちと結んだ三属性不可侵条約の破約のためでもねえ…」
そんなこんなでついに始まった完璧・無量大数軍vs悪魔超人軍。まずはステカセキングvsターボメンの機械超人対決！
さていきなり最大奥義のミラクルランドセルを披露するステカセキング。ステカセキングは7年前のキン肉マン戦でキン肉マンのカセットテープを使ったことにより敗北したという苦渋を味わってますが…
がしかーし！ステカセキングはあの頃のステカセキングとは違うねん！
ステカセ「そう…カートリッジに入れたのはキン肉マン…しかし弱いキン肉マンじゃねえ…」
そしてここからまさかまさかの…
さらに続くミラクルランドセル。新・超人大全集第五巻の中身は…
さらに次の変身はもはやステカセキングの原型すら留めていません！
そしてラストは…
あ～これはダメ…ここで逆転される気配がプンプン漂うわ（笑）マンモスマンで攻め続けときゃええのに…
そして予想通りの結果が。
あまりにもパワーが過剰すぎて、技を仕掛ける側の肉体がその技に耐えきれずに破壊されてしまうねん。
こりゃ厄介な能力だわ…ゆでたまごはこのターボメンの能力を破る展開を考えておるんかな？考えちゃおらんやろな（笑）
さて左腕と右足を失いながらも立ち上がるステカセキング。
そんなわけで右腕も破壊されちゃったステカセキング。残ってるのは左足のみ、これじゃさすがに勝てません…
ターボメン「苦しかろう、下等超人よ…自分の弱さがわかったならば…自害するがいい。」
ステカセ「ケケケ…じ…自害だと…バ…バカ言っちゃ困るぜ…」
つーわけでステカセキング敗退。
そして舞台は東ドイツへ。結果は問題ではないなんて言っちゃいましたが、この試合は結果にこだわりたいです！頑張れカーメン！
ここで少しカーメンについて語りましょーか（笑）
皆さんご存知の通りエジプトはカイロ出身の27歳(初登場から7年経ってるから現在は34歳)
超人強度は130万パワー。これはね、悪魔超人の中で言うと、悪魔将軍→バッファローマン・アシュラマン→サンシャイン→ジャンクマン→プラネットマン→スニゲーター→ザニンジャ→スプリングマン→ステカセキング→ブラックホール→アトランティスに次ぐ13番目（笑）ちなみに最下位14番目は魔雲天。
さらにカーメンがピラミッドパワーデスマッチ選手権のタイトルホルダーであることはもはや説明の必要はないでしょう（笑）
そんなミスターカーメンのアニメでの声はウォーズマンと一緒です。分かりやすく言えばのび太の学校の先生の声です(今は違うだろうけども)分かりにくく言えば蟹座のデスマスクの声です（笑）そして何よりも、ミスターカーメンの声はこのスーパーヒーローと一緒です！
以前友達の結婚式二次会の司会を頼まれ、その時デビルマンのコスプレをして「デ～ビ～ル！」って叫びながら登場したことがあります。結果はヤヤウケ
あの一件は俺のトラウマになってしまいました（笑）さて噛み付いて離さないカーメン。もちろんクラッシュマンはカーメンの頭を殴りにいきますか…
がしかーし！この顔強の術、致命的な欠点がありました…
だけどもカーメンの額のコブラが生きていたという事実、そしてカーメンの叫び声が「マキャナァ～ッ」だったという事実を知ることができたから、まぁ良しとしよう（笑）
これで姿を現したカーメン、クラッシュマンは必殺のアイアングローブにいきますが、そこにカーメンの姿はなし！どこ行ったカーメン⁉
そしてカーメンの反撃。がしかしここで想像だにし得ない事態が発生します！
こんな野犬、追っ払っちゃえばいいんですよ。だけどもそこはさすがのカーメン、やることが人とは違います！
そしてついにカーメンの奥義炸裂！
でもよく考えてみると、カーメンがこれまで水分を吸い取れたのはレフェリーと野犬のみ（笑）ブロッケンJrの時もモンゴルマンの時も失敗しておるんよね・・・今回こそ決めてくれよカーメン！
クラッシュマンの身体の半分は鋼鉄で構成されていたのが失敗の原因。吸う前に気付けよカーメン（笑）ほっぺた破れる前に吸うの止めろよカーメン（笑）
さぁこーなると後はやられるだけ…
そしてステカセキングのように最後の意地を見せることもなく…
負けるかもって覚悟はしてたよ、しょせんはカーメンだもの。でも…でもさ
ぁ！見たかったなぁカーメンが勝つところ…カーメンの喜ぶ笑顔が見たかったなぁ…
20年前もカーメンは勝てなかった、そして今回もカーメンは勝てなかった…だからって諦める気にはなれません。俺は阪神ファンやからね、負け続けることには慣れてます。俺はさらに20年待ちますよ。2040年くらいにカーメン勝つかもしんないし（笑）ゆでたまご先生には長生きしてもらわねえとな…
さぁ悪魔超人軍二連敗。旗色が悪くなった中、この超人が踏ん張ります！
このポーズたまらんね（笑）ブラックホールは表情が無いけども、なぜかクールであり、かつコミカルです。さて影の中に自由に出入りして攻撃するブラックホール、さすがにこの神出鬼没っぷりには手を焼くダルメシマン。がしかし、犬の嗅覚は人間の一億倍、そしてダルメシマンの嗅覚は人間の一京倍（笑）
そんなわけで影に入れなくなっちゃったブラックホール。こーなったら吸い込んじゃうしかありません！吸引ブラックホール！
影にも入れない、顔の穴も使えない…こーなっちゃうとブラックホール打つ手なし。ボロッボロにされちゃいますが…
ブラックホール「カ…カカカ…」
そしてブラックホールは自らコーナーポストにダイブ！
さぁここからがブラックホールの真骨頂です！
さすがにこれにはダルメシマンも踏ん張り切れません！
さて四次元空間に吸い込まれたダルメシマン、だけど脱出は簡単です。ブラックホールの身体にはいっぱい傷が付いておったからね…
つーわけでダルメシマンは直感的にアルファベットの「Ｉ」の形をした傷口からの脱出を敢行。がしかしこれはブラックホールの予想通り！
ブラックホール「おまえは無意識に「Ｉ」の綻びに惹かれていたのだ。「Ｉ」の文字は何かの形に似てると思わないか？」
そして…
ブラックホール「くらえーっ！これはオレとステカセ…カーメンからの…悪魔のギフトだーっ！」
つーわけでついに悪魔超人軍が一矢報いました！さすがブラックホール！
そして敗れたダルメシマン、完璧超人の掟に従い自害しようとしますが…そこに飛び込むブラックホール！自害を阻止するのか⁉
ブラックホール「ダルメシマンよ、この中国ではこんな諺があることを知っているか？「狡兎死して走狗烹らる」ウサギを捕まえるのが得意な猟犬とてもウサギがいなくなればたちまち煮て食われてしまう…」
戦いに敗れるということはすなわち死ぬということであり、誇り高き死なんて認めない、負け犬は無様に命を絶たれるのみ…戦っているのが正義超人ではなく悪魔超人なんだということを再認識させてくれますな…
という内容の39巻でした。次巻はアトランティス、そしていよいよキン肉マンが登場！魔雲天の出番はまだまだ先です（笑）