改訂版きよの漫画考察日記827 キン肉マン第29巻前編

ソルジャーのカラーリングがいまいちかな…

さてさてキン肉マン＆ロビンマスクvsキン肉マンゼブラ＆パルテノンのタッグマッチ。ここで唐突にキン肉マンがキン肉バスター、キン肉ドライバーに次ぐ第三の必殺技を思いつきます！

このマッスルスパークへの入り、必要ですかね？そもそもブリッジで相手を空中に跳ね上げるというのも不自然な感じではあるしな…

さてこれを見たロビン。

キン肉族三大奥義の壁画問題というのはここから始まりました。とゆーのも壁画は最初はこうだったんですよ。

マッスルインフェルノの部分が完全に変わっちゃってます。なぜこうなったか、言うまでもなくゆでたまごが考えてなかったからです（笑）壁画に技を合わせるのではなく技に壁画を合わせるという剛力の神でもできないような力技がまかり通るのは、作者がゆでたまごだからに他なりませんわな…

しかしパルテノンはこの技で切り返します。

キン肉マン新必殺技崩し！

技名と呼ぶにはちょっとおかしな気もしますが、パルテノンがこう叫びながら技を繰り出している以上、やっぱこれも技名ですよねぇ…

ここでパルテノンからゼブラに交代。

気になるのはゼブラとパルテノンがタッチする際の効果音が「タッチ」になっている点です（笑）こーゆーアメコミみたいな表現方法は日本人には馴染みませんけども。

そしてゼブラの必殺技が炸裂。

マッスル・インフェルノ！

ぶつける壁の無い屋外での使用はできないという欠陥必殺技ですが…問題なのはこのマッスルインフェルノがキン肉族三大奥義の一つなのかどうかという点です。キン肉族三大奥義はどれも攻略不可能であるという点からすればこのマッスルインフェルノは偽物なんですが、マッスルスパークだってフェニックスに破られてますからね…

ここでもう一度壁画を確認してみましょう。

マッスルリベンジャーはどちらが技の掛け手か分からないという問題がありましたが、マッスルインフェルノに関してはどう考えても上に乗ってる奴が技の掛け手ですよね(下の奴が技を掛けてるんだったらもうお手上げです)。そうするとさ、解釈の幅が狭すぎてゼブラが使ったマッスルインフェルノ以外のマッスルインフェルノの形というものをこの壁画から導き出せないんですよ。だとすればゼブラのマッスルインフェルノを一概に否定することもできないんですよね…

まぁマッスルリベンジャーに関しては壁画に書かれている部分は単に技の導入部分でしたからね、同様にマッスルインフェルノも壁画に描かれた体勢とフィニッシュの形が違うのかもしれませんね…

さてここで戦意喪失しちゃったキン肉マンにパルテノンがこの技。

人体化石封じ！

技がどうこう言う前に、このタイミングでリングに迷い込んできた鳩に俺は拍手を送りたい（笑）

さてキン肉マンと交代しようとするロビンでしたが手が届きません。そこで…

アノアロの杖が随分と長くなってる気がします。この状態でユニコーンヘッド食らわせたら即死ですよ（笑）

それにしてもトップロープ越しにタッチしようとするから手が届かないんですよね、ロープをくぐって手を伸ばせば届くのに。超人博士らしくもない…

さて自分はキン肉星王子ではないと弱音を吐くキン肉マン、しかしロビンとラーメンマンは王位継承者はキン肉マンしかいないと信じてます。

この病室のどこにカメラが？

そしてキン肉マンを勇気付けるロビン。

ロビン「思い出すんだキン肉マン、フィニッシュホールドの壁画に描かれている奥義は3つだ。しかしフェニックスやゼブラによってマスターされたのはまだ二つだ。」

また壁画が変わりましたな。しかもロビンの言い回しが少し気になります。壁画の真ん中の技を習得するのではなく、真ん中の部分に刻みつけろと。これじゃ壁画の真ん中部分は元々空いていたかのような言い回しです。まぁ一応三大奥義の壁画はこれで完成形なのでよしとしておきましょうか…

そしてロビンはパルテノンの体内から脱出。

パルテノンの身長は280cm、大き過ぎてさすがにロビンの手が届きませんね…

さてロビンはどーやってパルテノンの体内から脱出したのか？

そりゃロビンが爆死するでしょ（笑）

さて身体を真っ二つにされてもなお食い下がるパルテノンに対し

英国紳士が「くおりゃ！」なんて言うもんかねぇ（笑）

そんなわけでパルテノン敗退、その体内からは大量の紙幣が。

超人ドルという紙幣なんですが、これって人間も使えるんですかね？そもそも地球において流通しているのかどうかも定かではありませんし…

そしてロビンも退場。

メタンガスは人体には無害なはずなんですけど（笑）

そんなこんなで決着はキン肉マンvsキン肉マンゼブラの結果に委ねられます。まずはキン肉マンがキン肉ドライバー！

悪魔将軍にスネークボディで返されたのはまぁ仕方ないとして、それ以外でここまで綺麗にキン肉ドライバーを返したのはゼブラくらいのもんです。初めて技巧っぽいところを見せてくれましたね…

さてそんなゼブラ、パワフルマン時代に金を稼いで超人協会に裏口入会してました。

先ほども出てきた超人ドル、これがどれくらいの価値があるのかちょっと考えてみましょう。シマウマ一頭とクワ一本で数年働いて90億超人ドル貯めていること、超人協会の裏口入会料が100億超人ドル、技巧チームのメンバーへの報酬が1人30億超人ドル、これらから推理すると…1,000超人ドル＝1円くらいの為替レートが妥当でしょうか。だとすれば裏口入会料1,000万円で技巧チームの報酬が1人300万円…うん、まぁこんなもんでしょ。

さてその後金の力で技巧チームの面々をスカウトしたゼブラ、その時のパルテノンに注目。