さてジオンの勢力圏を抜けたホワイトベースのクルーはビーチでつかの間の休息。
さすがにサイド7から避難する際に水着なんて持ち込んでは無いでしょうから。残念…
そして浜辺でビーチバレーを楽しむ子供たち。
ハロがボール代わりに(笑)防水仕様なのか心配してしまいます…
そして子供たちと一緒に遊ぶフラウ・ボゥ。
やっぱセイラさんやミライさんに比べるとまだまだ色気が足りませんな…とゆーかまだまだ幼児体型です。
まぁホワイトベースのクルーには他にも女性はいます。例えば…
このマサキ兵長とか。
それにしても宇宙世紀になっても掃除機は掃除機なんやね…
ところでさ、勝手に動いて掃除してくれる円盤みたいな掃除機あるでしょ、あれ怖くね?突然足元にコツンと当たられるとビクッてなってまうねん。あれは落ち着かんわ…
さてアムロはというと、休暇を利用して生まれ育った家へ里帰り。そーなんです、アムロは実はアメリカ生まれのアメリカ育ちなんです。
そして生まれ育った街で出会ったのが…
コミリーのお母さん。このお母さんの声はウーピー・ゴールドバーグと一緒(笑)
ところでウーピー・ゴールドバーグって名前おかしくねえか?名前が「ウーピー」って…
そんなコミリーのお母さんに教えてもらい、アムロはついに再開を果たすんです…
アムロのおかん、カマリア・レイ!
アムロがまだ小さい頃父テム・レイに連れられて宇宙へ移民する際に、このカマリアは宇宙では暮らせないと地球に残ったんです…
そーゆーおかんはどーなんかね⁉旦那が単身赴任で別々に暮らすというならえーけどさ、旦那とも子供とも離れて暮らすなんて言うんであればもはやそのおかんに存在意義はねーだろ!
そんなこんなでアムロはジオン兵に対し発砲。それを見たおかんはこー言っちゃいます…
カマリア「あの人達だって子供もあるだろうに、それを鉄砲を向けて撃つなんて…すさんだねえ…」
「わたしはおまえをそんな怖い子になるように育てたおぼえはないよ。」
一気に母親への愛情が冷めた顔ですな。別に悪い母親ではないねん。平和な時代であればいい母親となっただろう。だけども「戦争」というものに正面から向き合えてないねん。現実が見えてないねん。優しさだけでは母親は務まらねーんよな…
このガンダムという話では親子間の情愛というものの脆さがそこかしこに描かれてます。アムロの家族はもーメチャクチャやしザビ一族の崩壊っぷりは言うに及ばず。ミライさんも親父とはソリが合ってねーしね。唯一家族への情愛を保っているのがシャアだけだというのは皮肉なことだ…
さてアムロを連れ戻すためにリュウさんが乗り込んだのが…
コア・ファイター!
このコアファイター、何かというとガンダムのコクピット部分です。ガンダムってのは実は合体ロボットで、上半身、下半身、そしてこのコアファイターが合体してガンダムになるんです!
これにTV版だとさらにGアーマーという付属パーツが登場します。全部合体させるとこんな感じに。
子供の頃はかっこいいとか思ってましたが、今見ると非常に陳腐。
なんでこんな事になってしまったかというと、テレビ版のスポンサーだったおもちゃ会社が「合体するロボットにしてくれ」とリクエストしたからやねん。おもちゃ会社としては製品として売り出すことを考えてのことやったんやろうが、はっきり言ってこのGアーマーの評価は低い。「合体」なんていうロボットアニメにおける定番を組み込んでしまったことで、ガンダムがこれまでのロボットアニメと同格になってしまうんよね…
そんなわけでこのガンダムORIGINにはGアーマーは登場しません。それだけでなくコアファイターもガンダムのコクピットではなく、単なるホワイトベースの艦載機という扱いになってます。でも俺もその方がいいと思う。リアリティを追求するのであれば「合体」というロボットアニメの定番からは脱却すべきなんよな…
そんなわけでアムロ救出のためジオン陣営に斬り込むのはカイと…
セイラさん、男前すぎます(笑)機関銃が似合う女はそーはいません。
そしてアムロは親離れ。
そんなこんなでホワイトベース部隊はガルマ軍と再び激突。大型シェルターにホワイトベースを隠すためにミライさんは慎重にバック。
俺は見ず知らずの女性に対して「おばさん」って呼びかける事はまずしません。じゃあ何て言って呼びかけるかというと「おかーさん」って呼びかけます。田舎の人間の発想なんでしょーなこれは。コンビニの店員のおばちゃんに対して「おかーさんタバコおくれ!」なんて言うのは普通やもんね…
これに関連することなんですが、飲み屋で店員を呼ぶときに「すいませーん」って呼ぶのは嫌い。「店員さーん!」って呼ぶのはもっと嫌い。。俺は店員を呼ぶときには「おねーちゃーん!」「おにーちゃーん!」と呼びます。関東人の奴らの中にはこーいう呼びかけ方を「恥ずかしいからやめて」なんて言う奴もおるが、これほどフレンドリーな呼びかけ方は他にないやろがと常々思うんやけどね…
そんなカイに対し…
あらセイラさん、なんて冷たい眼差しを(笑)
そんなわけで再び出撃するシャア。
そんなわけでホワイトベースを発見したシャア。だけどその事実をガルマには告げず、逆にガルマの乗るガウをホワイトベースの射角上に誘導!おかげでガルマのガウは大破!
ガルマ「シャアか⁉私の不幸だと⁉」シャア「そうだ。罪深いデギン・ソド・ザビの子として生まれた不幸だ。」
ガルマ「シャア、おまえは…」
シャア「君はいい友人だったが、君の父上がいけないのだよ。はははははは。」
そんなわけでガルマはガウごとホワイトベースに特攻!
宇宙空間と大気圏内において何が異なるかというと「墜落」の有無ってのは大きな違いですな。宇宙空間では墜落の危険性はない、だからガルマのように特攻をかける必要性には乏しいよな…
さすがにガウにぶつかられちゃホワイトベースといえども大破しちゃうけども…
哀れなガルマは友であるシャアの裏切りによってその若い命を散らしたわけです…
がしかしこれはガルマ目線からの話であって、シャア目線からすれば裏切りではないんです。なぜならシャアはガルマごときを一度も友だなんて思ったことはないから。もともと友じゃないから裏切るなんてこともあり得ない。シャアはただ、憎いザビ家の血に復讐を果たしただけのことなんよ…