きよの漫画考察日記733 魔法先生ネギま！第12巻

さて麻帆良武道会、一回戦最後の対戦は明日菜vs刹那！

いったいいつから「メイド」なるものが流行りだしたんでしょーか？
まぁメイド服自体は可愛らしいとは思うよ、ヒラヒラしてて。だけどもそれを着てる人間はうっとい。一度だけメイドバーというものに連れていかれた事があるが、俺には合わへんと痛感した。女の子は外見ではなく中身なんだということが逆に分かることになったのは皮肉だわ…

この戦いの最中にガトウさんの死を思い出しちゃった明日菜。

これは激しく同意。俺も死ぬ直前に何するかって言われたら迷わずタバコに火をつける。タバコを吸わねえ奴らに聞いてみたいもんやが、タバコ吸う以外に死ぬ間際に何をすんねん？ボーっとすんのか？


さて2回戦。クウネル・サンダースvs小太郎は小太郎くんの完敗。まぁちょっと相手が悪すぎましたな…

そして2回戦第3試合、ネギ・スプリングフィールドvs高音・D・グッドマン！

魔法の存在がバレないように地味な技で戦おうとするネギ先生。だけども高音さんはお構いなし…

魔法使いではなくスタンド使いですな。やれやれだぜ…

さぁ懐に飛び込んだネギ先生！

あーあ、高音さんも惚れちゃったか…
まぁ中学生の3-Aの生徒がネギ先生に惚れるのはギリギリ許すとしても、高校生の高音さんが10歳の男の子に惚れるのはマズイな…

そんな訳で高音さんを撃破。英国紳士たる者、女の子には優しくすべきですが…

そーは言ってもさ、やっぱ女の子相手に本気は出せへんよな…格闘技はもちろんのこと他のスポーツにおいても女子相手に本気を出すわけにゃいかんからな…

そんなこんなで2回戦最後の対戦はエヴァンジェリンvs刹那！
エヴァ「いいか？トルストイの「アンナ・カレーニナ」の冒頭にこんな一文がある。」

歴史上発表された小説の数は星の数ほどあろうが、その中でも間違いなくTOP3に入るであろう高い評価を受けている、それがトルストイ作「アンナ・カレーニナ」です。ストーリーはね、浮気した女が自殺するねん。以上（笑）

エヴァ「ま…幸せな奴はみな似たり寄ったりだが、不幸な奴はそれぞれに違うとゆーことだな。これが何を言っているかわかるか？「幸せな奴はつまらん」ということだ。幸福な輩に語るべき物語はない。不幸と苦悩こそが人に魂を宿す。あのぼーやのようにな。」

幸福な輩に語るべき物語はない…たしかにそーかもしれんな。考えてみれば昔話に出てくる登場人物、シンデレラもマッチ売りの少女もみんな不幸やからこそそこに物語が生まれるんよな…
結婚して「私、幸せでーす」なんて言っとる女の人生から紡ぎ出せる物語は無い…そー考えると世の中の花嫁が全員バカに見えてくるわ…

さて圧倒的実力差を見せるエヴァンジェリン。
エヴァ「以前の貴様には生まれと鬱屈した立場からくる触れれば切れる抜き身の刀の様な佇まいがあった。何だ、その人並みの幸せに浸って緩みきった表情は。あのさわがしいノー天気なクラスのガキ共と同じではないか。」
刹那「し…幸せになってはいけないのでしょうか？」

幸せになるのはもちろん自由、だけども自分の幸せ加減をアピってくる女はうぜえんよな。1人で幸せを噛みしめとくだけならええが、それを周りの人間に少しでも自慢し始めるともー話を聞く気がせん（笑）

さて剣を選ぶのか、人並みの幸せを選ぶのか、答えを迫るエヴァンジェリン。刹那の出した答えは…
刹那「…エヴァンジェリンさん。剣も…幸福も…どちらも選んではいけないでしょうか？」
エヴァ「…どちらも…？」

まぁ家庭と仕事を両立しますなんて言う奴ほどあっさり離婚するけどな（笑）なんにせよ両立ってのは難しいもんだ…


さてその頃影で暗躍する超鈴音。その目的は…

ふーん（笑）

そんな超の目的を調査するため1人の魔法生徒が…

出席番号9番、春日美空！
好きな物 短距離走（特に100m）、いたずら
嫌いな物 神父のお話、じっとしてること
所属 陸上部
人気投票 23位→21位→20位→31位→25位→26位→26位
はっきり言ってシスターの格好をしとると誰だか分かりません。がそのドライな立ち振る舞いは好感が持てます。