さてついに全国大会予選が始まりました。その初戦、吾郎の投げた球は… スピードボールは捨て、球のキレで勝負する吾郎。
しかしこれにキレたのは山根。チーム練習には参加せず、皆に相談もなくピッチングスタイルを変えた吾郎が気にいらない。 さらに味方の守備に文句をつける吾郎に山根「これ以上チームワークを乱す気か?」
さぁこの言葉にユニフォームを脱ぎ捨てた吾郎。「そーかよ。それがおまえらの考えるチームワークってやつかよ。」 「チームができてたった二、三か月のうちなんかにハナからチームワークなんかあるわけねーんだよ!だからまずいプレーをとがめもせずにドンマイって言うことでチームワークを装うのか?だからみんなそろって練習したり自分のこと相談したりすることでチームワークをつくろうのか?」
はい名言ですチームワークは作られるものではなく生まれるものなんです!
でもたしかにそーかも。失敗した仲間にドンマイって言ってやるのは簡単なことやけども、そこで怒る奴、怒られて奮起する奴がいてこそチームは強くなってくもんだよな…
さらにエラーして謝る大林に対し吾郎「エラーしたぐらいであやまってんじゃねえ!」
そーだね、俺もよくエラーするけど、これからは謝るのや~めよっ(笑)でもたしかにそーかも。失敗した仲間にドンマイって言ってやるのは簡単なことやけども、そこで怒る奴、怒られて奮起する奴がいてこそチームは強くなってくもんだよな…
さらにエラーして謝る大林に対し吾郎「エラーしたぐらいであやまってんじゃねえ!」
がしかし試合は4点ビハインドのまま最終回へ。そして2アウト。しかしここから及川が内野安打、宮本が死球、そして小森がレフト前でつないで満塁!打者は吾郎!これで決着はつきましたな(笑)
しかしホームランかと思われた大ファールの後吾郎との勝負を避ける相手バッテリー。満塁ホームランで同点にしたい吾郎はボール球でも打ちにいきますが、ここで山根「そんなに後ろが信用ねーか?それがおまえの言ったチームワークってやつか?」 吾郎は押し出し四球で3点差。そして山根の打った打球は! 逆転サヨナラ満塁ホームラン(笑)
まぁうちの草野球チームでも皆が後ろを信頼できればいいんやけども、信頼できないバッターもちらほらいます(笑)名前はさすがに挙げられませんが(笑)
さて、寿也の試合を見に来た吾郎はここで横浜リトルの樫本監督とバッタリ。そこで寿也がシニアに行かず軟式をやってる理由を聞いてしまいます…
祖父母の家に預けられた寿也は、自分を進学させるために再び仕事についた祖父に、温かく支えてくれた祖母に恩返しをするため、プロ野球選手になると決意!海堂高校の特待生としてスカウトされるために絶対に地区大会ごときで負けるわけにはいかないんです!
泣ける話やのぅ…これで一気にテンションが下がった吾郎「勝てる気がしねーんだよ…オレがライバルと思ってたそいつは…オレなんかよりずっとタフで大人で真剣に将来を見つめて野球に取り組んでた…!口先だけでプロとか言ってるオレとはわけが違う!あいつは地獄を見て家族のために命がけでプロになろうとしてるんだ!」
これに対し清水「寿君が親に捨てられて命がけで野球やってるから何だってのよ?そんなの本田となーんの関係もないじゃん!」
吾郎「そ…そんなことはわかってるよ!ただオレは…あいつと比べて自分の甘さを反省して…」
清水「反省なんかすんな!」
「…ふざけんな…あたしなんか…もう反省することしかできないんだから…」 清水のソフト部はね、中学最後の大会で負けてしまって、清水は今日で引退した訳なんよ…
「目先の勝負でいいじゃない!本田は本田だろ!反省するのは目一杯やってからにしろ!」
男まさりの性格、口調の清水の言葉だからこそ、男の心に響きますな…
そして2回戦の相手は強豪青武館。キレがあり、そして球速も戻った新しい吾郎がこれに挑む!