きよの漫画考察日記99 大長編ドラえもんvol4「のび太の海底鬼岩城」 | きよの漫画考察日記

きよの漫画考察日記

我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

ついに99回まできたきよの漫画考察日記!
記念すべき第100回にこれを持ってこようと考えていたんだが、事情により前倒しします
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大長編シリーズは白亜紀→宇宙→ジャングルと来て第4作は海底!小学校低学年の時この映画おとんと見に行った記憶がうっすらある。俺が初めて見た映画かもしんないな

お月様

夏休みに海に行くか山に行くかでもめるのび太達。俺なら完璧に海派ですけどね
ドラえもんが出した結論は「海底の山に登る」エベレストなんて比較になんない高低差あるからね海底は。

しかしのび太の宿題が終わらない!皆でのび太のため一致団結。
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三者三様の励まし方。うーむ、いいチームですな。

海面から一気に深海2000mへ。減圧症も深海病も無し。さすがテキオー灯。

昼ご飯。ドラえもんはどら焼き、のび太はお子さまランチ、しずちゃんはパンケーキ、ジャイアンはカツ丼大盛り、スネ夫はフィレミニョンステーキのレア。
海の中なのに誰も魚食わねえし。そんなことでは骨が強くならないよ。

晩御飯は水中でバーベキュー。水中で?…まぁドラえもんなら可能なんだろね…

しかし次の日の朝ジャイアンとスネ夫が無断で大西洋に出発。ハワイ沖からバミューダまで車?いやいや何日かかると思っとるんだ。
そしてテキオー灯の効果が切れる!2人は呼吸困難で瀕死に。大長編ではたびたび、とゆーか毎回生命の危機が訪れますが今回のが1番描写的にヤバかった。分かってるよ死んだりしないってことは。のび太やサザエさんみたいな国民的人気者が死ぬわきゃないってことは分かってるけども、今回はほんとヤバかった。
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ほんで一行はマリアナ海溝の底へ。深海11034m。深すぎてよくわからん

2日目の夕食はまつたけフルコース。海の上で食べるようなものか?

ほんで大王イカの襲撃!こーゆーときのドラえもんはたいがいこーなる
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そして海底人登場!拉致されちゃうけどそこから脱出するパターンは大長編の王道ですから。
ちなみにジャイアン救出時
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名言ですな

逃走中に海底人がバトルフィッシュに襲われる。逃走中だとゆーことも忘れ飛び出すジャイアン!
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危機に陥ってる者を見殺しになんかできない。それが味方だろうと敵だろうと!さすがジャイアン、男の中の男!

そして一行は海底人エルとともに鬼岩城を目指す!目的は自動報復装置ポセイドンの破壊!

バリアの下を一か八かくぐり抜ける!バリアが地面の下まで伸びていたらアウトだとか言うてますが、そんならジェットモグラをまず行かせてみたらよかったのに。
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しずちゃんを囮にして鬼岩城潜入!しかしドラえもんをはじめ全員やられちゃった!これで世界は滅亡だ…絶望の果てにしずちゃんがこぼした一粒の涙があの男を揺り動かす!

「ナイテルノ?シズカサン。」

「ナカナイデ、ボク、シズカサンノタメナラナンデモスル。」

「ワカッタ!アイツラガイジメタンダネ。」
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飛び出してきた男の名はバギー!バギーは単なる機械だろとか言う奴は死んでしまえ。女の涙に立ち上がれる奴は人間だろうが機械だろうが全て男だ!文句あんのか!

敵の攻撃を受けようともボロボロになろうともバギーは止まらない!
「ヨクモヨクモ、シズカサンヲ!」
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世界を救ったバギー。しずちゃんの手のひらの中にはバギーのボルトが…
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人間や動物、草木や花々だけじゃない。大切に扱えば道具や機械にだって魂は宿る。そんな大事なことを僕に教えてくれた思い出深い作品。第100回に使ってもいいくらいの感動の名作。