ケガのことばかり書いていると流石に凹むので、ちょっと別の話も。この週末に長女がピアノコンクールに参加してきました。

 

ピアノの審査にあたっては下記が重要とのことで

  • 曲の完成度
  • 選曲(曲の難度)
  • 表現力
  • 音量

あたりがポイントらしい。以前に次女の剣道を見た長女は「剣道の残心は表現力だね」と言っていましたが、じゃあ逆もまた然り「ピアノの表現力は残心」なんじゃないかと。なので上の審査基準を勝手に下記のような形に脳内変換。

  • 曲の完成度→正しい打突
  • 選曲(曲の難度)→玄妙な技かどうか
  • 表現力→残心
  • 音量→気迫や発声??

そんなこんなで観覧していると、おおっこの子は素晴らしい残心だなどと思えてくる不思議。どうやら私は新しいピアノの鑑賞方法を獲得したようです。

 

やがて娘の順番に。課題曲はほぼミスすることなく弾けていたように思いますが、ピアノができる妻に言わせると表現力が足りない。曲の背景を理解して自分なりに体現することが大事なのだそうな。ほかにも音のヌケが一箇所あったなど、興奮気味に色々話しておりましたが、ひょっとして次女の剣道大会の時って、私もこんな感じなんだろうか(汗)。上手く言えませんが、当てるだけじゃ一本になりません、気剣体の一致が必要です! みたいな世界なんだなと思いました。

 

後日、審査結果が発表になりまして、見事予選を突破。セミファイナルに出場となりました。次回も剣道的な解釈で観覧してきたいと思います。