毎朝、晴れている日は娘と1000m(+α)走。先日、長女は運動会の800mで学年1位、総合7位の成績となりました。吹奏楽部なのによくやった! 「毎日コツコツ走って結果が出ると、やっててよかったって思うだろ? この調子で走り続けたら、三年生までには学校1位になれると思うよ。頑張れよ!」と伝えたら「ところでさ、お父さんは昔は足が早かったっていうけど、いま全力で走ったらどんくらいなの? 一度でいいから本気の走りを見てみたい」とのこと。

 

常に限界突破を目指して走るのはいいことなので、私が頑張る&娘も負けないように頑張る→ふたりとも実力アップ! ……あれ? でも私が確実に娘よりも早く走れる保証ってあるのかな? 私が全力でやる→娘がそれをまくって、結局、私が倒されるみたいなパターンもある? よく考えたら以前の縄跳びはそんなだった気がするぞ(汗)。

 

 

これって、私を倒せるチャンスがあると踏んで実力を測りにきたってことですかね(汗)。しかーし、50代のおっちゃんとはいえ、まだまだ中1の娘には負けるわけにはいかぬ! 先に行きたくば父を倒してからいけ!(なんかのアニメ調?)ということで、今朝は娘のペースを気にすることなく、少しだけ真面目に走ってみました。

 

割と真剣に走り出したら学生時代の呼吸と足運びのリズムを思い出してきたのですが、歳のせいかやっぱり体はついてきませんでした。結果、わずかながらの先行してゴールできましたが、なんだかそのうち追いつかれそうな予感(汗)

 

一応、娘の前では、(いつか抜かれるにしても)もう少しだけは、かっこつけたいなと思うのでした。が、がんばろう(汗)

 先日の運動会で、なかなかの快走を見せていた息子(中3)。日頃はまったく走る素振りもなく、運動といったら塾に自転車で行く程度。しかし、それだけではあの走りはデキる気がしない。美術部で走る?いやそれはないな、体育が厳しい?そんな話も聞いたことがない。なので本人に聞くことにしました。

 

「息子よ、お前が走っているのをあまり見ないんだけど、なんで結構走れるわけ?塾の自転車のおかげ?」

 

「あー、友達と社会の問題を出し合ってさ、わからなかったら往復ダッシュ!って遊びをかなりやってるからじゃね? これが結構、ハードなんだよね!」とのこと。

 

「ちなみにどんな問題を出しあってるの?」

 

「んー、トルクメニスタンの首都はどこか?とか」

 

……わからない(汗)

※正解は「アシガバート」だそうな。

 

常在戦場、日々是精進とはよく言ったものですが、稽古をする!訓練をする!とわざわざ時間を作ろうとするから、なかなかできないわけで、生活や遊びに稽古を組み込む大事さを子供から知ったような気がしました。どんな形であれ継続は力なりなのかもしれませんね。これが世間で言うところのタイパってやつか?(違)。

そんなこんなで週末は、中学校の運動会へ。やはり、中1と中3では迫力が違うな~などと思いながら観戦。

 

まずは吹奏楽部の娘。部活のために肺活量をあげたい!と毎朝、私と1000mを走っていた長女は、選抜リレーと女子800メートルの選手に選ばれ、選抜リレーはチームは最初から最後まで1位でゴール。女子800メートルは3学年一緒に走って、総合7位で中1では1位でゴールしていました。

 

走った後に「娘よ、後半戦は朝の走りより気合が入ってなかったぞ?途中から1年で1位ならいいやって思って走ってたろ?」といったら、「(目を泳がせながら)え?えへへ(苦笑)」だって。

 

一方で美術部の息子(中3)はというと、昨年は選抜リレーを走っていましたが、3年では選ばれなかった模様。さすがに3年もなると、美術部じゃ運動部には勝てないんだろうなと思っていたら、クラス対抗リレーではかなり良い走りをしていました。というか息子のクラスはみんな速いというか、遅い人がいない。そのせいかアンカーの段階で2位に大差をつけたばかりか、周回遅れを追い抜いてゴールイン。見ていた父兄から、あのクラスはダントツすぎておかしくない?と言われていました。息子に聞いたら、それでも部活で肉離れ起こしたやつが2名いて、最高のパフォーマンスではなかったとのこと。予行練習では靴が脱げたやつがいたのに、それでも周回遅れを作り出す独走っぷりだったそうな。先生、クラス編成を間違えたんじゃないですかね(汗)

 

そして衝撃の事実が。「選抜リレーさ、僕よりタイムが遅いやつが代表で走ってるんだよね」「え?そうなの?(汗)」「でもまーいいやって。僕からは何も言ってないんだけどさ」とのこと。息子はこういうことに、まったく執着心がないのですが、これでいいのか悪いのか。。。

 

運動会を見て一番熱くなっていたのは、本人よりも私だったかもしれません。コロナも終わり、運動会も競技性のあるものが返ってきたように思います。父母もかなり盛り上がっており、子供らの活躍に元気をもらった一日でした。