≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1189 | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1189

 

W50に転送します。14℃です。 広橋

 

2024年6月10日のブラジルニュースです。(確認6月10日)

 

為替1US$=5.35レアル(+0.61%)

石油1バレル=US$81.96(2か月先物価格)

 

出来事  1 なぜビーチにいるとリラックスできるのですか?(1面ニュース見出し)

秘密は水にあり。なぜビーチを眺めるとリラックスできるのでしょうか?

その秘密は水を見ることで血圧に及ぼす影響にあります

カリフォルニア大学の科学者によって行われた研究では、水のある場所を見ると、看板や木を見るよりも心拍数が下がることが示されました

水を観察することの効用を研究観察した2つの実験結果によると次の3つの要素が混ざっているそうです。

動脈の血圧低下

心拍数を整える

主観的にリラックできる事、などらしいです。  

 

出来事  1  ガザ停戦を求めるアメリカの提案が安保理で承認される。

(「今日の一面トップ記事見出し)

国連安全保障理事会ガザ地区での停戦案を了承。

停戦案はアメリカによってハマスへの了解を求めて提案され、投票結果は14か国の賛成、反対は0俵、ロシア一国が棄権した。

決議案は「双方が遅滞なく無条件で条項を完全に履行する」ことを求めている。

第 1 段階では、計画では次の条件が規定されています。

6週間の停戦

ザ地区の人口密集地域からのイスラエル軍の撤退

テロ組織ハマスによる攻撃中に誘拐された一部の人質とイスラエルが拘束したパレスチナ人捕虜の解放。

ハマスは声明で、停戦決議案の承認を歓迎し、 「国民と抵抗の要求に沿った」合意原則を履行するために調停者と協力する用意があると述べた。

イスラエルの国連上級外交官ロイトシャピル・ベン・ナフタリー氏は、停戦協定の承認について直接コメントせず、この問題に関してあいまいな発言をするという国の伝統を維持した。彼女は、ガザにおける国の目標は常に明確であったと述べた。

バイデン氏は計画はイスラエルから来たものだと述べたが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はハマスを終わらせるまで戦争を続けるつもりだ、と述べた。

 

出来事  2 ルーラ大統領はプーチン大統領と電話会談した。

「ウクライナ和平交渉にはプーチン氏の参加が必要だ」とルーラ氏。(記事見出し)

プーチン大統領とルーラ大統領がウクライナについて語り、ブラジルはロシアがウクライナ戦争について交渉のテーブルに着く必要があると強調した。

洪水悲劇からほぼ1か月後、ロシア大統領はリオグランデ・ド・スル州の洪水の犠牲者に連帯を表明するよう呼びかけた。(元首からいうと お悔やみ のことばでしょうか)

ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領(PT)は、今週月曜日(10日)の朝、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領から電話を受けた。電話会談でロシア大統領は、同州で多数の死者を出した悲劇から約1カ月、リオグランデ・ド・スル州の洪水の犠牲者との連帯の意を表明した。

ロシアとウクライナの間の戦争も議題となった。

ルーラ氏補佐官セルソ・アモリム氏の北京訪問中の5月23日、ブラジルと中国は、ほぼ2年半続いているロシアとウクライナの間の戦争に対する「政治的解決」を擁護する提案書に署名した。

この文書は、ウクライナと同様に、いかなる和平提案もロシア軍が近隣領土からの撤退を決定した後にのみ開始されるべきであると擁護する米国(USA)や欧州連合(EU)加盟国の立場に反している。

(サンパウロ在住の感想 ルーラさんとプーチンさんの会話からは、ウクライナ戦争の回避は未だ難しそうですね。ハマスとイスラエルの要求が相反しているみたいなのと同じで、アメリカ、EU,日本も含めてとの停戦のレベルと、ロシア、中国、ブラジル等       BRICS諸国の停戦レベルが食い違っているので、そこが埋まらないので停戦にはまだ遠そうです。戦争を如何に終わらせるか、というのは非常に難しいようです。終戦の日本みたいに降参するか、そうでなければベトナム戦争やアメリカが敗退したその他の戦争のように、一方的終戦を言って、退却する、というしか方法はないものですかね)