≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1119 | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1119

こんばんは!  W50に転送します。 広橋

 

2024年3月31日のブラジルニュースです。(確認3月31日)

 

為替1US$=5.01レアル(二昨日と同じ)

石油1バレル=US$86.99(二昨日と同じ政府に抗議活動をした。

一方、バチカンではフランシスコ教皇が復活祭期間中改めて停戦を呼び掛けた。

(サンパウロ在住の感想 キリスト教の大祭の復活祭の中、イスラエルはいかにガザへの集中攻撃を開始するかの開戦理由と時期を模索検討しているようです)

 

出来事  2  軍隊の行動様式・「国家に調停権はない」とSTF判事3人は投票している(軍隊の扱いについてSTF(最高裁)が討議に入った。(見出し記事)

国家最高裁定決定裁判所(STF=11人の判事)の3人の判事は、憲法には権力の穏便化や軍事介入を規定していないという投票をしている。

STF(最高裁)はPDT党の提出した 軍隊の役割 について審議に入っている。提案者フックス判事は、彼の審議報告として国家憲法は「民主主義の崩壊」を奨励するものではない、と論評している。トフォリ判事、ジノ判事も同調している。

STF(最高裁定決定裁判所=最高裁)は、今日31日、PDTによって提出された訴訟について、国軍の行動限界を明示するために、3対0のスコアーとなっている。

この案件提出者のルイス・フックス判事は、金曜日〈29日) 憲法は「憲法上の軍事介入」を認めておらず、民主主義の崩壊を奨励するものではない、という説明投票を行った。

この裁定は仮想本会議で、各判事の投票が電子システムで表示され8日まで続く、未だ残り8判事の投票が提出される必要がある。

デイーノ判事によると、「憲法142条の本当の意味を超えたり、その意味を欺いたりするあらゆる理論」をSTF(最高裁)は、排除する必要がある。と述べている。

(サンパウロ在住の感想   大事なことは国民が暇な日曜日にやるようですね、ぶらじるは。想像するに、おそらくクーデターに関する規定をどうするか、という問題ではないか、と思います。憲法にクーデターに関する規定が無いため、どのように軍の行動を民主主義に反映するか、という大きな問題が入っているのではないか、と感じています。

日本憲法の9条の扱いと似ていて、日本が海外の侵略を受けても戦争放棄で、植民地化されても憲法で規定されているから、という理由でそのまま植民地化されるのもほっておくのか、という理論に似ている気がしますが、いやいや大変な問題です。皆様はどのようにお考えでしょうか)