≪花盛りのアルジャーゴルフクラブ≫ 東海林さんからのお便りです。 | 私たちの50年!!

私たちの50年!!

1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪花盛りのアルジャーゴルフクラブ≫ 東海林さんからのお便りです。

 

アルジャー・ゴルフクラブは今、花盛りです。特に3番と4番ホールは、クワレズマとイペーが延々と途切れること無く花を咲かせていて、ゴルファーたちの目を楽しませています。

https://youtube.com/shorts/cDt7xMi-kQQ?feature=share

東海林

 

 

東海林さん、

 Aruja Golf Course の素晴らしい景観有難う御座います。

 貴殿がこのゴルフ場に戻ってこられたずーっと以前の事ですが、Son Pauloを訪問し「Nelson 斎藤」君達USA Golf Tourグループの歓迎をこのゴルフ場で受けました。丁度何かの大会があって残念ながらプレイする事は出来ませんでしたが、素敵な18番ホールを見て感激しました、後日「砂古画伯」からこの18番ホールの作品を頂き寝室の壁に掛けて眺めています。確か翌日「リンゴ販売で財を成した方」のゴルフ場でプレイした記憶があります。

 招待で私のゴルフ代は無かったが、プラジルでのゴルフ場は殆どがプライベートで高額で、会員外のプレイ料金も米国の2〜3倍の様で相当なる所得層のスポーツである様ですね、こちら米国では勿論プライベートは入会金も上下差があるが、殆どがパブリックなのでゴルフカート付きで$35〜$75位が平均で一般の男女が楽しめるスポーツです。

 村さん-CA

 

 

村松さん

アルジャー・ゴルフクラブの設立は1965年なので、59年の歴史があります。世界的にも、50年以上存続しているゴルフ場は名門と言われるそうなので、アルジャ―GCもその仲間入りをしたことになります。私は1970年にメンバーになりましたが、その頃は元々あった地形をほぼそのまま活用した9ホールのコースで、お世辞にも「いいゴルフ場」とは言えないシロモノでした。その後、メンバーたちが「農業移民」の特性を大いに発揮して改良に改良を加え、現在の18ホールになりました。「農業移民の特性」は、土を動かしてスロープをなだらかにしたり、森林を伐採してコースを広げたり、抜群の水はけの良さを実現したりすることにとどまらず、コース間を隔てる林に様々な花の咲く木々を植えたり、コースを覆う芝生の安定したメンテナンスを確立したりしたのです。特に著名な「コース設計者」の介入はなく、正に手作りのゴルフ場で、何とも「味わいのあるゴルフ場」が作り上げられました。コースの特徴を一言で言えば、「何度プレーしても飽きない」でしょうか。サンパウロにある名門ゴルフ場と言われるクラブたちが、例外なくメンバーを減らし、経済的にひっ迫を訴えている中で、唯一メンバーを増やし潤沢な運営資金をキープしている所以でもあります。

東海林