≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載1005
2023年12月13日のブラジルニュースです。
為替1US$=4.91REAL(-0.97%)
石油1バレル=US$74.62(2か月先物価格)
出来事 1 ブラジルの公定歩合引き下げ(今日のトップニュース)
コッポン(Copom=ブラジル金融政策委員会)は今日、公定歩合(Selic)を0、5%下げて、昨日までの12.25%を11,75%にまで下げた、そして来年2024年には新たに切り下げる計画を示している。
この切り下げは、今年4回目となる公定歩合の連続の切り下げであった。
次回の金融政策委員会は、年明け2024年1月24日と予定されている。
(サンパウロ在住の感想 国家のインフレを抑える政策、というような捉え方で推移しているようです。隣のアルゼンチンの金融政策も影響しているかもしれない、と私は思います)
出来事 2 昨日から今日への隣国アルゼンチンの状況。(隣国の国際情報)
「チェーンソゥ計画」・・・でガソリンが急上昇、アルゼンチンの人たちは、ミレイ新大統領が発表した制度改革案の1日後、今日はガソリンスタンドには行列ができた。
アルゼンチンの報道機関は、公共交通日、燃料油、ガス、水道等の料金が数日中に発表される、と述べた。火曜日に発表された調整策には、ペソの切り下げ、補助金の削減入札の中止などが盛り込まれていた。
今日の午後、ブエノス・アイレスのガソリン価格は446ペソ」(5.95ブラジルレアル)から612ペソ(8.22ブラジルレアル)に上昇した。
(サンパウロ在住の素朴な疑問 昨日発表された チェーンソゥ作戦 と称するショック療法ですが、発表即日に施行されなければ国民はもっとひどい状況に置かれるのではないか、と思うのです。 施工は来年から、なんて言う 悠長なことやってたら、法令が実施されるまで、値上げ放題、が続くのではないでしょうか。
この作戦がより以上のインフレを拡張するのではないか、と思うのですが、どうでしょう。値上げが一段落しての改革実行であれば、国民はもっと大きな犠牲を被るのではないか、と思うのです。どういうショック療法なのかなー、と思います。)