≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載950 | 私たちの50年!!

私たちの50年!!

1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載950

 

2023年10月17日のブラジルニュースです。

 

為替1US$=5・03REAL(一%)

石油1バレル=US$90.88(2か月先物価格)

 

出来事  1  その後のガザの惨状(今日の1面)

爆弾がガザの病院を直撃、何百人もの命が奪われた、と現地保健局が発表。

長い一日、ハマスに支配された保険機関は、死者500人に達したと言ったがこの報告の数字は確信がなく、被害者の正確な数字は理解されなかった。

ガザの消息筋によると、この攻撃はイスラエルによるもので、同国はイスラム聖戦組織によるものと認めている。   

 

出来事  2   イスラム聖戦組織とは何なのか。

イスラム聖戦:イスラエルが病院攻撃の責任者と非難しているイスラム聖戦組織とはいったい何なのか。

ハマスのコントロールしているガザの保健省が、ガザ市内にある アリ・アラブ病院爆破で500人が襲撃の犠牲になったと報告している。

パレスチナ・イスラム聖戦組織というのは何なのか。

パレスチナ・イスラム・聖戦組織とは1980年代にエジプトでガザ大学学生によって設立された団体で、ガザ地方及びヨルダン川西部、イスラエルの一部にパレスチナ国家を樹立させようと作られた組織です。

ハマスよりかなり小さい組織ですが、選挙にも参加せず、イスラエル攻撃に重点を置いている。

しかし、アメリカ、ヨーロッパ、イスラエルからは、テロ組織とみなされている。

(サンパウロ在住の素朴な感想 イスラエルを取り巻く反イスラエル組織の構成がどのように構成されているのか、よく分からない。

やっていることと、言っていることがマチマチで、どこに本質があるのか、そしてやっている事と主張が違っていたら、どこの言っていることが本当なのか、確信が持てないところがある。

そんな虚構の戦争で、その被害を受けるのは一般民衆に集中してしまうことだけが真実のように思えるのです。それ以前にハマスという組織自体がパレスチナ人を盾にして、勝手な行動に出ていることも理解できません。宗教と政治と軍事と金銭利害が重なっているのかもしれない、と思います。

先日の東海林さんの御指摘があった、イスラエルがハマスに戦争を仕掛けさせ、パレスチナをこの世から消し去ろうとしている、という指摘が今日の別のニュースから読み取れたことも追加します。)