≪ブラジルニュース(マツエ版)≫ 日本語版のみ連載その796
2023年5月16日のブラジルニュースです。
為替1US$=4.94REAL(+1.12%)
石油1バレル=US$74.74(2か月先物価格)
出来事 1 ペトロブラスの燃料価格改定(朗報=これでインフレも下がる?)
ペトロブラス(国策石油会社)は家庭用ガス21,3%、
ガソリンを12,6%、ジーゼル石油を12,8%値下げすると発表した。
ペトロブラス社長のジーン・パウロ・プラッテス氏は、今日16日ガソリン、ジーゼル、家庭用ガスを値下げすることを発表した。新価格は明日17日から実施される。
出来事 2 US $は値上がりした。
アメリカドルは今日、ペトロブラスの値下げ報道発表の後値上がりで、今日の市場を終えた、理由はアメリカの税制注目と天井に達する債務、が影響したものか。
北アメリカの貨幣は、1,15%上昇して、1ドル=4.9483レアルで終了している。
出来事 3 ヤノマミランドでの攻防(ローライマ州のヤノマミ居留地河川)
武装したガリンペイロ(金採集人)が、15日今朝早朝イバマ(環境省)が建設した河川の侵入者除けの検閲ダムを襲い、破壊してしまった。(官憲とイバマ職員には危害は及ばなかった)
出来事 4 往年の政治家・パウロ・マルフィ氏の釈放。
SAF=最高裁定決定機関(最高裁)は往年のサンパウロ市長パウロ・マルフィ氏のクリスマス恩赦の規定に合致するとして投獄刑その他を差し引くことを決定した。(去年12月【刑差し引き条件として、70歳を超えていること、懲役期間7年という判決の三分の一を終えているという条件に合致した。
2017年5月にSTFから懲役7年9か月の判決を受けていた。 1993年から1996年までサンパウロ市長を務めていた際、外国口座を利用してサンパウロ市から流用した資金洗浄を行った疑いで連邦公共省から告発された。訴状によると、マルフ氏が海外に流用した資金源の一つは、アベニーダ・アグア・エスプライアーダ(現在はアベニーダ・ジョルナリスタ・ロベ
ルト・マリーニョ通り)の建設工事だった。)