≪ブラジルニュース(マツエ版)≫  日本語版のみ連載その788 | 私たちの50年!!

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1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪ブラジルニュース(マツエ版)≫  日本語版のみ連載その788

 

2023年5月8日のブラジルニュースです。

 

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出来事  1  もう1年近い時間のたったジャバリ川でのブルーノ氏とドン氏の殺害裁判。

ブルーノ氏とドン氏(アマゾン最上流ジャバリ川での殺人被害者)の一件。

この殺人事件に関する被告人陳述が、時間遅れで開廷した。

被告人、「アマリルド・コスタ・オリベイラ」、「ジェフェルソン・ダシルバ・リマ」、

「オゼネイ・ダコスタ・オリベイラ」、の3被告が殺害したインデイオ擁護者ブルーノ氏と

英国人ジャーナリスト・ドン氏の裁判が、アマゾナス州・タバチンガの国家裁判所で被告人供述が始まった。

ブラジル人インデイオ養護者のブルーノ・ペレイラ氏と英国人ジャーナリストのドン・フィリップ氏殺害で起訴された3人の被告人供述が今日5月8日に、数時間遅れで開廷した。

3人の被告の供述裁判が、アマゾナス州、タバチンガ裁判所で、オンライン で開廷した。

被告3人は、パラナ州とマットグロッソ州の刑務所に収監されています。タバチンガ裁判所はこの裁判を一般陪審裁判とするかを検討している。

この裁判審理は4月17日に時間変更されていたが、また遅れての開廷となった。

ブルーノ氏とドン氏のこの殺人事件は、国家で2番目に大きいインデイオ自治区ジャバリ地方で発生しているインデイオと白人密猟者の重要緊急問題を露呈したことになった。

(サンパウロ在住の感想、 死刑の無いブラジルで、この種類の裁判が、どのように審理され、どんな判決が下りるのか、追ってみることも意義があるかもしれない、と思われます)