≪アマゾンでの思い出=今回の出版記念会に寄せて≫  松栄さんのお便りです。 | 私たちの50年!!

私たちの50年!!

1962年5月にサントス港に着いたあるぜんちな丸第12次航の同船者仲間681人の移住先国への定着の過程を書き残すのが目的です。

≪アマゾンでの思い出=今回の出版記念会に寄せて≫  松栄さんのお便りです。

 

今月11月、20日 21日に皆様とお会いできるかも知れない、と思い、もう一度アマゾンのことを考えてみようと思っています。

 

いま頃、思い起こすアマゾンでの記憶がたくさんあります。

 

写真で振り返りながら・・・

 

掲載した写真が今現在でもアマゾン河流域特にマナウスから上流地方で、現住の方達によって製造され、生活に使われている、日本流

にいう 七輪 ですね。こんなんを見つけたのです。

 

 

こんな、今現在日本でも使われている道具が古来からアマゾンで使われていた、そっれも消し炭を使う方法で・・・という事は、我々日本人の祖先が、古の頃に、この地に持ってきたのではないかと感じま

した。

 

最初にこの七輪を、マナウスから300kmほど上流のテフェという町のメルカードで見つけた時は、大きな感動を覚えました。

 

1個買って、飛行機に乗せて持ち帰ろうとしたのですがサンパウロに着いた時には、飛行機の揺れで崩壊してしまってました。泥を固めて焼いた軟陶器だったからだろうと思います。

 

次回、現地に行けたら、今度は手持ちで帰りたいと思います。

 

この七輪で、ぜひイワシを焼いて食べたい、と思っています。

 

    サンパウロ    マツエ